これは見逃せない!令和「即位礼正殿の儀」に用いられた高御座と御帳台が1月19日まで特別公開 (1/3ページ)
令和元(2019)年10月22日、天皇陛下が新たにご即位あそばされた旨を宣明された「即位礼正殿の儀」において用いられた高御座(たかみくら)と御帳台(みちょうだい)が、令和元(2019)年12月22日(日)から東京国立博物館にて特別公開されています。
筆者も拝観する機会に恵まれましたが、連日多くの方が訪れているようで、皇室に対する国民の興味と敬愛の深さが察せられました。
高御座とは即位礼(天皇陛下の即位儀式)における天皇陛下の玉座で、皇室の儀礼が確立した平安時代より用いられて来たものです。
一方の御帳台は近代以降に用いられるようになった皇后陛下の玉座で、現在のものは第123代・大正天皇(たいしょうてんのう)の御即位に際して高御座と共に新調。
以来、大正⇒昭和⇒平成⇒令和と四世の御代に伝わるものとあって、その神々しい風格も格別に感じられるものです。