リチウムイオン電池の5倍。スマホ利用で一度充電したら5日間持つバッテリーが開発される(オーストラリア研究) (1/3ページ)
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新しく開発されたリチウム硫黄電池によって、電気自動車やエネルギー供給網の蓄電コストが劇的に安くなるかもしれない。
オーストラリア、モナシュ大学のマドフハト・シャイバニ氏らが開発したのは、従来のリチウムイオン電池の5倍の容量を持つ電池だ。
充放電を200回以上繰り返しても効率が99パーセントから低下しない長寿命で、小型化してスマホなどに利用すれば1回の充電で5日は保つほど使い勝手も良いという。
・リチウム・硫黄電池の問題点
これまでリチウム・硫黄電池には、硫黄電極の容量が大きすぎて、充電と放電を繰り返すうちにここがボロボロになってしまうという問題があった。電極が壊れてしまえば、電池はすぐに寿命を迎える。せっかくの利点も台無しだ。
ボロボロになってしまう根本的な原因は、充電と放電のサイクルで硫黄電極が伸び縮みすることだ。その体積の変化率は78パーセントにも及ぶ。
こうした体積の変化はリチウムイオン電池にもあるが、8分の1ほどでしかない。