美味すぎ注意!かつて禁止令まで出された東北の御法度?郷土料理「はっと」を紹介 (3/4ページ)
厳しい時代ならではの慈悲と言えなくもありませんが、ともあれこの料理は「(ご)はっと」と呼ばれるようになったそうです。
一、他の料理名が訛った説その一方で、既に存在した別の料理が訛って「はっと」と呼ばれるようになったという説もあります。
甲州名物・ほうとう。言われてみれば、少し「はっと」に似ているような……?
例えば甲州名物「ほうとう」。広く北奥州を支配した南部(なんぶ)氏は甲州(現:山梨県)の発祥であり、彼らの祖先が東北に持ち込んだ「ほうとう」が訛って「はっと」と呼ばれるようになったとも考えられています(が、説としてはちょっとキツそうです)。
また、平安期に「薄飩(はっとん)」というお菓子があったそうで、その字面から薄くのばした生地(飩)を加熱したものと考えられますが、その語尾「ん」が落っこちて「はっと」となったと言う説もあります。
こうして見ると、「ほうとう」説はともかく「はっとん」説はそれらしく聞こえますが、やはり「御法度」説に感じられる庶民生活のリアリティに比べると、説得力では今一つのように思えてしまいますが、どうでしょうか。
とても簡単!「はっと」の作り方(一例)ここまで紹介してきて「そんなに美味いものなのか」と思われた方もいるかも知れませんが、作り方はとても簡単なので、是非ともお試し頂きたいと思います。