2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公・北条義時ってどんな武士だった?【上】 (3/3ページ)
勝川春亭「石橋山合戦」江戸時代。
しかし、頼朝公の存命期間は活躍がない訳ではないものの、押しの強い姉・政子や父・時政の陰に隠れてあまりパッとしませんでした。
例えば、父・時政が頼朝公に恥をかかされた恨みから、謀叛をそそのかして頼朝公を脅迫した時、何も事情を知らなかった義時は(父に従って鎌倉を出るような事をせず)そのまま頼朝公のそばに居続けたため、その「忠義」を称賛されています。
まぁ結果オーライもいいところですが、とかくこうした「基本的に真面目で優秀ではあるんだけど、どこか抜けている」……そんな空気の読めない感じで歳月が流れていきます。
しかし、頼朝公に仕え続けた歳月は、義時の大器を晩成せしめたのでした。
【続く】
※参考文献:
細川重男『北条氏と鎌倉幕府』講談社選書メチエ、2011年3月11日
細川重男『執権 北条氏と鎌倉幕府』講談社学術文庫、2019年10月12日
日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan