目薬で妻を殺した夫を逮捕 妻は6年前頃から心臓に問題、「ミステリー小説のようだ」の声も (1/3ページ)

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 テレビをつければ、毎日のように残酷な事件や事故が報道されているが、海外には驚くべきものを使って殺人事件を起こした人がいる。

 海外ニュースサイト『Daily Mail』および『NY POST』は、目薬を使って妻を毒殺した男を起訴したと2019年12月 22日までに報じた。

 記事によると、米・ノースカロライナ州に住む35歳の男は2018年9月23日、自宅のカウチで倒れている32歳の妻を発見。青くなって息をしていなかったという。男の職業は救急医療隊員であり、すぐさま妻を病院に運んだが、死亡が確認されたそうだ。妻の検死を「体を切り開きたくない」との理由から、男は拒否。しかし、妻が臓器提供の意思表示をしていたため、病院は妻の血液を採取して保存したという。この時の妻の死因を、病院側は「自然死」としたそうだ。

 妻の死後、男は生命保険会社2社から合計25万ドル(約2700万円)の保険金を受領。当時、妻の母親は、妻が亡くなる前から男が浮気をしていた事実や、男の言動から不信感を募らせていたという。保険金殺人を疑った妻の母親が、捜査を呼び掛けたことで、捜査当局が動き出したようだ。

 捜査当局は、病院に残されていた妻の血液鑑定を実施。通常の30~40倍の量のテトラヒドロゾリンが検出されたそうだ。テトラヒドロゾリンは、アドレナリン作動成分で、その血管収縮作用から、目薬や点鼻薬で使用されるという。同成分を大量に経口摂取した場合、短時間で心停止などを起こすこともあるという。特に、妻は2013年頃から心臓に問題を抱えており、ペースメーカーを心臓に埋め込んでいることからも、影響が大きかったようだ。

 検察は、目薬を何らかの形で妻に飲ませて殺害したと見て、男を殺人罪で起訴。事件について、男の弁護士は取材を拒否しているが、1月9日に法廷で審問が開かれる予定だという。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「目薬殺人て、ミステリー小説に出てきそう」「目薬の成分に毒性があるとは知らなかった」「救急救命士だから薬の知識があった。妻の心臓が悪かったのも、長年目薬を飲まされてたからだ。計画殺人だ!」「司法解剖を拒否した時点で怪しい」など様々な声が上がった。

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