これまで未発見。人間の脳で発生するシグナルが新たに発見される(ドイツ・ギリシャ共同研究) (3/5ページ)

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・カルシウムが媒介する活動電位が示す可能性
カルシウムが媒介する活動電位が発見されただけでも興味深いことだが、その仕組みのモデルからは驚きの事実が明らかになっている。
AND演算とOR演算にくわえて、神経細胞はXOR演算(排他的論理和)を行うこともできそうだということだ。なんと脳はこれまで知られていなかった処理を行なっているのかもしれないのだ。
カルシウム媒介性樹状活動電位が神経細胞全体や生体の中でどのように機能しているのか理解するには、まだまだ研究が必要だという。
また人間だけでなく、他の動物にもこのような仕組みがあるのかどうかも今のところ不明だ。
これまで私たちの神経系がテクノロジー開発のヒントになってきたことを考えれば、今回明らかになった神経細胞のメカニズムは、新しいネットワーク・トランジスタ開発にもつながるかもしれないとのことだ。
この研究は『Science』(1月3日付)に掲載された。