仏像といっても色々。「如来」「菩薩」「明王」「天部」大きく4種類に分けられる (1/4ページ)
仏像といっても、色々
日本人にとって、比較的身近な存在である「仏像」。京都・奈良・鎌倉などの古都を訪れると、実に様々な仏像を見ることができます。
しかし、ひとことで「仏像」と言っても、いくつかに分けられるってご存知でしたか?いったいどういったところが違っているのか見てみましょう!
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如来も菩薩も明王も元を辿ればぜんぶ釈迦!仏像の見分け方など、仏像鑑賞の基本の「き」 仏像は4つの種類に分かれる私たちが「仏像」と呼んでいるものは、大きく「如来」「菩薩」「明王」「天部」の4種類に分けられます。
如来像「苦行」と呼ばれる全ての修行を終え、悟りを開いたお釈迦様をモデルにした像です。
本来「如来」とは「真理を悟った者」という意味で、仏教の成立当初は開祖であるお釈迦様(釈迦如来)のみを指していました。
お釈迦様は出家するときに一切の装飾品を捨ててしまったので、粗末な衣1枚だけを纏った姿のものがほとんどです。
「釈迦如来」の他に「阿弥陀如来」「大日如来」などがあります。