温かい飲み物だけじゃ効果なし!?冬の「冷え性」改善法 (1/2ページ)
冬になって気温が下がると、「冷え」を感じるようになりますよね。冷えは免疫力や代謝を低下させ、不調や太りやすさを招くために注意が必要です。そこで、サーモセルクリニックの奴久妻智代子さんに、冷え性の原因と正しい対策をうかがいました。
奴久妻さんは、冷えを感じる大きな原因は「血流が悪くなることにある」といいます。血行不良は、気温の低下だけではなく、室内外の寒暖差による自律神経の乱れや、運動不足による筋肉量の低下によっても起こりやすいそうです。
冷え性の中でもとくに20~30代の若い女性は、食が細かったり、月経があることから貧血気味になりがちだったりするため、手足(末梢)が冷えやすい傾向にあるのだとか。貧血になると、赤血球の数が少なくなって十分な熱エネルギーをつくることが難しくなりますが、深部体温だけは適温である37度前後に維持するように働くため、表面の血流が滞って手足に冷えを感じるそうです。
ちなみに、次のチェックリストに当てはまる人は、末端冷え性の可能性があるそうです。
□食が細い・ダイエット中
□痩せ型である
□貧血気味
□筋肉が少ない(運動量が少ない)
□あまり汗をかかない
□日常的に肩こりや頭痛がある
□寝つきが悪い
また、冷えた体を温めるためにホットドリンクを飲むことがありますが、それだけでは一過性で、体内はあまり温まらないとか。さらに、お茶やコーヒーを選ぶと、含まれているカフェインに血管を収縮させる作用があるため、冷えの原因になってしまうこともあるそう。そうならないようにするため、飲み物以外の対策を取り入れたうえで、温かい飲み物で体内を温める場合は「カフェインゼロのお茶」を選ぶことがオススメなんだそうですよ。
その原因を考えると、冷え性には「血行改善」が重要といえます。自宅と職場でできる、冷え対策のポイントを奴久妻さんに教えていただきました。
■自宅編
自宅での冷え性対策にオススメなのは「全身浴」。シャワーは一時的に体表面は温かくなりますが、深部体温は上がらないといいます。全身浴は熱の伝導率が高く、汗をかいても蒸散しないため、深部を効率よく温めてくれるそう。