巨人・坂本「台湾は練習環境が全然ない」 プレミア12での打撃不振、現地で味わった苦悩に反応続々 (1/2ページ)

リアルライブ

坂本勇人
坂本勇人

 巨人・坂本勇人が16日、チームのOBである小田幸平氏がアップしたユーチューブ動画に登場。昨年11月に侍ジャパンの一員として出場した、野球の世界大会『プレミア12』について言及した。

 2007年に巨人に入団し現在までプレーを続ける31歳の坂本と、1998年から2005年まで巨人に所属した42歳の小田氏。この両者は所属期間こそ被ってはいないが、昨シーズン限りで現役を引退した巨人・阿部慎之助(現巨人二軍監督)の自主トレを通じて面識・交流があることが知られている。

 坂本は日本が世界一に輝いた同大会で7試合に出場し、「.308」と3割超えの打率をマーク。ただ、台湾で行われたオープニングラウンド3試合が終了した時点では「.273」と今ひとつの数字にとどまっており、その後日本で行われたスーパーラウンドでは第1戦目のオーストラリア戦でスタメン落ちを味わってもいた。

 台湾での不調について、坂本は「全然打てなくて、メディアの人にも叩かれて」と口にした上で、「『来なかったらよかったな』と思っていた」と精神的にかなり苦しんでいたことを告白。

 また、「くっそー!」、「見とけよ!」という思いを胸に評価を覆そうとするも、「台湾(で)は練習環境が全然なかった」ため、なかなか状態を上向かせることができなかったことも明かした。

 なお、動画内では「練習環境」の詳細については触れられていないが、スーパーラウンドについて伝える各メディアの報道では、坂本が会場となった東京ドームのグラウンド、及びに室内練習場で、連日打撃練習に打ち込んでいたことが広く報じられている。このことから、坂本の言う「練習環境」は打撃練習の時間や設備のことを指していると思われる。

 復調のきっかけをつかめない中、台湾滞在中は体幹トレーニングやエクササイズに取り組んでいたという坂本。ただ、「年齢的に日本代表では上の方なので、調子のいい悪いで態度が変わったりはしないように(してました)」と、周囲には気丈に振る舞っていたという。

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