「#軽率にCHICCA」から生まれた絆。菊過納言さんの場合 (3/7ページ)

マイナビウーマン

カウンターで手当たり次第、母が「娘が一重なんだけど、一重のメイクが得意な人いる?」と聞いてまわった結果、クリニークのBAさんが「ぜひ私にお任せください」と反応してくれて、クリニークで買い物をしたのを覚えてます。

――パワフルなお母さんですね!

BAさんたちも困ったと思います(笑)。母はぱっちり二重で、私にアイメイクを教えられなかったし、雑誌でも一重のモデルさんで活躍してるのって、私は『non-no』モデルだったりょうさんしか知らなかったんですよ。

そうやってタッチアップしてもらって、アイテムも揃えましたけど、その時点では「メイクが心から好き」という気持ちはありませんでした。家の掃除をしなければならないように、メイクもしなければならない、と思ってたんですね。

――それを変えてくれたのが、CHICCAだったと。

2015年の秋、35歳のときのことでした。実はその年の夏に離婚して、シングルマザーになったんですよ。小さい子どもを連れて実家に帰ったんですが、宗教の勧誘や訪問販売の営業が多くて。シングルマザーという境遇に対して、「かわいそう」「弱そう」という目で見られてしまっているのか……と落ち込んでいました。

仕事も続けていたんですが、ちょうどそのとき、どうしてもやりたいプロジェクトにかかわっていて、一緒に働いている方にも安心してほしいという思いがありました。「シングルマザーになっても、大丈夫です」と伝えたかったんです。

そこで、「職業人としても母親としても問題のないような、社会的に成熟した見た目を手に入れるのはどうだろう?」と思いついた結果手をのばしたのが、吉川さんの『生まれつき美人に見せる』という本でした。帯に「30メートル級の美女オーラが出る方法」とあって……。

https://twitter.com/sac_flsw05/status/1152883604646531072

――本から入ったんですね。

この本を読んで、「私もそんなオーラを放つ強い女になりたい!」と思って、CHICCAのカウンターに向かいました。

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