道路にいた迷い犬がドライバーたちの連携プレイで飼い主の手に戻るまで(やさしい世界) (2/2ページ)

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 カスティージョさんは車をUターンさせ、先ほど遭遇した男性を探すことに。よかった!男性はまだこの道路上にいた。やはり男性は迷子になった犬を探していたようである。

 この犬の名はアジュノと言い、散歩中にリードが外れ、そのままいなくなってしまい1時間以上も探し回っていたという。アジュノが逃げたのはこれが初めてで、男性はひどく動揺していたという。

 カスティージョさんはすぐさま男性を車に乗せて、女性が保護している犬の元へと向かった。

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 女性はアジュノを逃げないよう、安全な車の中に入れてくれていたようだ。犬は飼い主男性へと無事引き渡しされた。

 飼い主男性はカスティージョさんにもお礼をいって、立ち去って行った。女性とカスティージョさんも挨拶をかわし、皆それぞれの場所に戻っていく。

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 見知らぬ人同士が協力しあい、1匹の犬をいち早く救うことができた。犬はもちろん3人とも幸せな気分になれただろう。

 うちの猫がいなくなったときも近所の人と警察官の連携プレイで無事発見、連れ戻すことができた。あの時の感謝の気持ちは今でも深く心に刻まれているので、この動画を見て私もまたすごく幸せな気持ちをいただいた。私も、私にできる範囲で誰かを幸せな気持ちさせてあげることができたらいいなと思った。犬を救うため、躊躇なく即行動できることって素晴らしいと思った。

 動物はある意味、人間と人間の心をつないでくれる使命を持っているんじゃないかな?やさしさの連鎖は案外身近な所で頻繁に発生しているのかもしれない。それに気が付くことがさえできれば。
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