そして何も見えなくなった。カナダの積雪24時間を30秒で、に関する海外の反応
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この冬、全国的な雪不足といわれる日本では、スキー場や雪のイベントだけでなく雪解け水を見込んでいる農業や酪農への影響が懸念される事態になっている。
と思いきや、今月20日北日本ではまとまった雪が降り、北海道札幌市では今季一番の積雪を記録。まさに恵みの雪ともいえるが突然のドカ雪にとまどう声も上がっていた。
一方、海外掲示板ではとめどなく降る雪の脅威をとらえたタイムラプス映像が話題になっている。このほどネット民をざわつかせているのは、カナダのある家の玄関ポーチに降り積もる雪だ。
こんこんと降る雪が徐々にポーチを占拠。24時間後には住人の出入りを阻む大きな山となる様子が人々の不安をかきたてている。
Terrifying Blizzard Buries Town over Time Lapse
・わずか24時間で!いきなり島を襲った大雪
こちらは今年1月18日、カナダのニューファンドランド島の都市セントジョンズで記録された降り積もる雪の映像だ。
ある家の防犯のカメラがとらえた24時間を30秒のタイムラプスにしたものだが、見てるうちにひたすら積もり続ける雪の怖さがじわじわ伝わってくる。
・もうやめてぇ!!降り続ける雪が大きな雪山になるまで
まずは雪の降り始めだ。
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外の雪の量からして、この玄関ポーチや手前の駐車場などはすでに雪かき済みだったようだ。
だが時間が経つにつれデッキの床は埋もれてしまい
出入口はおろか手すりまで飲み込んでいく
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すでにこの時点で
「うゎ~けっこう積もったな」
「ちょ雪かきどうする!?このへんで勘弁してぇ!」
と言いたくなる者もいるだろう。
だが肝心の雪のほうは容赦なく、それでもやまずに降り続く。
かくして24時間後には…こんな量に!
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天井まであとわずか。もはや景色どころか空がほとんど見えなくなるまで積もってしまった。
この件に関する海外の反応は...
・こうして雪に閉じ込められた住人は自宅で春まで過ごすこととなった。
↑
・そしていつのまにやら授かった赤子が生まれ、家族がまた一人増えるのであった。
・めったに雪が降らないテキサス在住だが今とても動揺してる。雪が解けるまで家にこもるってのはガチなのか?それともシャベルで雪をかくのか?やるならドアから始めるべきなのか?あまりの光景に脳が追いつかん…
・終末の予兆としか思えん。こんなん普通に怖いわ。
・島の住民はこうなる前に外出して酒を購入する。スナックやタバコを大量に買い込む者もいる。それから懐中電灯などを手元に置き、パジャマに着替えて毛布と一緒にごろごろしながら、ショベル片手に雪かきするタイミングを待ち続けるのだ。
・元救急隊の地元民だが、この地域でこれだけの積雪量は異常でめったにないことだ。
原因は降雪の最中に発生したハリケーン並みの突風。風雪に襲われた町は緊急事態に陥った。やむなく出勤する看護師をスノーモービルで運んだ友人も危機一髪だった。
停電が何度も起き、外はありえない景色だ。私の家周辺も大量の雪で埋まり、隣家を囲うフェンスも見えない。軍が出動し、私のように家に閉じ込められた住民を救う除雪も始まったが、彼らが2日かけて除雪した雪を捨てる場も見つからない。
また警察は安全のために雪遊びを禁じる措置をとっている。なのにこの積雪を知りつつ車で出て完全に埋まった人々もいるから始末に負えない。
・「まあこれぐらいの雪なら…」
12時間後
「いい加減にしろよ!!」
・牛乳とパンとトイレットペーパーだけは確保な。
・雪が好きで喜んでるうちに自宅に閉じ込められた地元民より。通りに出るのに雪かきしっぱなしで体中が痛くてムカついてる。
除雪隊が目の前の道路を片付けるまであと4日はかかる。だもんで自力で買い出しに行かねばならんのだが心が折れそうだ。どこもかしこも雪だらけ。排水溝も解けた雪であふれるだろう。
このままいけば大量の雪解け水で家が浸水するかもしれない。もう無理!雪なんていらん!
音もなく淡々と、だが確実にじわじわと。
あらゆるものを閉じ込めてしまいそうな積もりっぷりは、まさに人間の都合など知ったこっちゃない天候の制御不能な恐ろしさを示しているかのよう。
特に最近は「例年通り」なんて言葉もだいぶ聞かなくなってるし、これぐらいの雪が今後いきなりドカッと降ることだってありっちゃありかもなー
written by D/ edited by parumo