出典：食べログ

美味しいを追い求め、令和もひたすら食に走り続ける「さすらいの旅人」氏が、今回も岡山県のグルメを大特集！

特集第3弾は、あまり知られていない岡山のラーメンについて、選りすぐりの名店をご紹介☆

老舗と新店舗が群雄割拠する、岡山のラーメン界をぜひ知っておいてくださいね♪

「さすらいの旅人」氏がおすすめする、岡山県の絶品グルメ☆
①らぁ麺 はんにゃ

出典：食べログ

JR・岡山駅からも徒歩圏内で、最寄り駅は西川緑道公園駅という立地の「らぁ麺 はんにゃ」は、2018年にオープンした新進気鋭の注目店。

こちらの店主は、東京の東十条駅の南口にある「麺処ほん田」で修業した後、地元岡山に帰り、「ぐり虎」の店長となって、岡山ラーメン学会の新人賞を獲得した実力派。

こちらの看板メニューである「昆布水つけ麺」は、菅野製麺所の全国的にも珍しい、全粒粉の細麺を使用し、約2分半茹でたら水で〆て、北海産の昆布を和風出汁に浸した、粘りのある昆布水をかけています。

麺の上にレアチャーシューを乗せ、チャーシュー・メンマ・ネギ・ホウレン草・ナルトと炙った揚げが、つけ汁の中に入っており、昆布水にコーティングされた全粒粉の細麺が、生姜風味のサッパリしたつけ汁によく絡み、喉越しも最高！


出典：Youtube

ダシがつけ汁に徐々に加わり、味変と共に昆布のコクも加えていくのが醍醐味です。


出典：食べログ

また、地元のラーメンイベント時に提供し、人気を博した「鶏ラーメン」は、丸鶏のみをスープが濁らないよう、弱火で丁寧に旨味を抽出した、無化調の鶏100%ラーメン。


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麺とスープの絡みが良く、肉厚のレアチャーシューと穂先メンマのバランスも抜群で、これを商品化したらとんでもないラーメンが完成しそうな予感すらします。

ちなみに、店名の「はんにゃ」の由来は、店主の妹さんが、お笑い芸人はんにゃ川島の奥さんだから…つまり、店主は、はんにゃ川島の義理のお兄さん。

店名も味も「なるほど」と納得できる至高のラーメンは、岡山で必ず食したい一杯ですよ♪


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◆らぁ麺 はんにゃ
・場所：岡山県岡山市北区野田屋町1-3-3 岡ビル 1F
・営業時間：ランチ／11：00～14：30
　　　　　ディナー／18：00～21：00
※定休日：水曜

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「さすらいの旅人」氏がおすすめする、岡山県の絶品グルメ☆
②中華そば こびき

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岡山駅から徒歩5分ほど、駅から歩くと「はんにゃ」と同じ方向に位置する「中華そば こびき」は、食べログの岡山市ラーメンランキングで1位を獲得した実績のある実力店。

こちらのお店は、東京のフレンチなどで修業した実力派の店主が独り（ワンオペ）で、製麺から提供まで、全てをこなしています。

メニューは、「煮干しラーメン」「濃厚味噌ラーメン」「和風醤油つけ麺」の3種類で、「さすらいの旅人」氏は、全て実食済み。

まず、煮干しラーメンですが、鮮度の良さで知られる伊吹島のイリコを使い、低温でじっくりダシを取っているため、クリアで臭みを全く感じないラーメン。

フレンチの真空低温調理の技法で仕込む、鶏と豚のレアチャーシューの完成度は極めて高い仕上がり。

また、濃厚味噌ラーメンは、数種類の味噌を独自にブレンドしており、甘みと旨みとコクのバランスが絶妙で、濃厚ながら後味はサッパリした味わい。

そして、和風醤油つけ麺は、流行りのトロみのある濃厚系ではなく、サッパリと和風のテイストを取り入れたつけ汁を使用し、自家製の中太麺が優しく絡みます。


出典：食べログ

2013年のオープンから進化し続ける、岡山を代表するラーメン店は、今や行列必至の人気店ですので、ぜひとも足を運んでみてくださいね！


出典：食べログ

◆中華そば こびき
・場所：岡山県岡山市北区駅前町1-6-11
・営業時間：ランチ／11：30～14：00
　　　　　ディナー／18：00～20：00
※定休日：日曜・祭日

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「さすらいの旅人」氏がおすすめする、岡山県の絶品グルメ☆
③ラーメンきずな

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上記2店舗同様、最寄り駅は西川緑道公園駅となっている「ラーメンきずな」は、2017年にオープンした、二郎系のラーメン店。

こちらの店主は、赤羽でいつも行列が出来ることでも有名な「富士丸」で店長を務め、その後地元岡山で独立。

昨今、岡山にも二郎系は数多く店舗がありますが、「さすらいの旅人」氏としては、こちらのお店がその中ではNo.1に推している注目店。

定番メニュー「ラーメン（普）350g」は、食券にも記載されている通り、通常のラーメンの倍以上の量なので、小食の方は「少なめ（280g）」をチョイスしましょう。

当然のように無料トッピングフルコース（ニンニクマシ・ヤサイマシ・アブラマシ・カラメ）を注文し、着丼したビジュアルは、山盛りのキャベツとモヤシの上に、味付けされたアブラが盛られ、その下に刻みニンニクが存在感を示しています。

最初に麺を無理矢理引き出すと、野菜の山が雪崩を起こすので、キャベツとモヤシを食べると、よく火が通っているため、シャキシャキというよりシットリした感じ。

野菜自体に味が付いているので、量を食べるには理に適っています。

そして、ようやく麺を引っ張り出すと、自家製の不規則な平打ち太麺はコシが強く、少し甘めのスープとの絡みも抜群で、麺をすするというよりは、麺を食べるといった表現が似合います。

続いて取り出した、チャーシューというより肉の塊（かたまり）は、とても柔らかく仕上げているため、巨大ながらも食べやすいトッピング。


出典：食べログ

全体をかき混ぜながら食べ進めていくと、次第に野菜の水分が出て、味が薄まってくるので、味付けされたアブラを加えたり、卓上のタレ・唐辛子・胡椒などで味変させれば、また違った楽しみ方ができます☆

二郎系ラーメンのファンなら、絶対に一度は食べておくべき、食べごたえ十分のラーメンですよ♪


出典：食べログ

◆ラーメンきずな
・場所：岡山県岡山市北区野田屋町1-2-16
・営業時間：ランチ／11：30～14：15
　　　　　ディナー／18：00～23：30（日曜のみ～22：00）
※定休日：水曜、第4木曜

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④濱家

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岡山駅から徒歩7分程度のところで営業する「濱家」は、岡山で初めて横浜家系ラーメンを販売したパイオニア的ラーメン店。

このお店のオーナーが、岡山にはなかった家系ラーメンに惚れ込み、後にお店の初代店長となった人と家系ラーメンを食べ歩き、試行錯誤を繰り返して、地元の人の口に合うようアレンジしたのが始まり。

そんな苦労を重ねて完成した「特濃豚骨醤油ラーメン」は、プレーンなラーメン丼に、並々スープ、大きなチャーシューが2枚、これまた大判の海苔が3枚、ホウレン草とネギが配置されている、間違いのない家系ラーメンのビジュアル。

麺は少し平打ち気味の中太で、地元の製麺所に、歯応えと喉越しを重視させた、別注の特製麺。

豚バラ肉と肩の肉の2枚の異なるチャーシューをしっかり煮込んいるため、とても柔らかくて美味しい！


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また、こちらでは岡山名物の「デミカツ丼」も提供しており、白いご飯にサクサクのトンカツ、その横に茹でキャベツが添えられている一品。


出典：食べログ

酸味がトンカツをマイルドにしているため、濃厚ラーメンとの相性も良好☆


出典：Youtube

こちらで人気家系ラーメンを食べる際は、合わせてデミカツ丼も食べれば、岡山気分を満喫できること請け合いです♪


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◆濱家
・場所：岡山県岡山市北区錦町5-13 フォークロスビル 1F
・電話番号：086-221-3939
・営業時間：ランチ／11：00～14：00
　　　　　ディナー／18：00～25：00（金土祝前日は～28：00）
※日曜祝日はランチ営業なし

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⑤ラーメン成瀬家

出典：食べログ

岡山県の郊外、最寄り駅はJR宇野線・早島駅となっている「ラーメン成瀬家」は、岡山県の中でも勢いのあるラーメン店。

はんにゃ・きずな・成瀬家の若き店主3人は交流もあり、それぞれのお店がコラボすることもあります。

郊外店ながら、平日でも満席となるその行列のお目当て「ラーメン並」は…

◎麺→固め・ふつう・柔らかめ
◎味→濃いめ・ふつう・薄め
◎油→多い・ふつう・少なめ

上記が自分好みでカスタマイズ可能となっています。

中太麺に豚骨醤油スープ、トッピングはチャーシュー・ホウレン草・大きめの海苔3枚と、王道の家系スタイル。

最初にスープを飲むと、とても濃厚でありながら、鶏油を加えているため、見た目よりライトな感じの仕上がり。

奥深い味わいの濃厚スープと、家系専用麺の相性がいいことは言うまでもありません。


出典：食べログ

途中まで食べ進めると、ラーメン提供時にスタッフから「この特製辛味ダレを加えると、違う味が楽しめ、ご飯にも合いますよ！」とプレゼンされていたため、これを忠実に実行すると、濃厚スープにピリ辛味がプラスされ、パンチ力アップ！

ちなみに、100円で「メシ食べ放題」をつけられるので、モリモリ食べたい方は、こちらも注文しましょう。

ライトでマイルドな進化版家系ラーメンを食べたくなったら、こちらのお店へ行けば、絶品の味わいに辿り着けますよ☆


出典：食べログ

◆ラーメン成瀬家
・場所：岡山県都窪郡早島町早島3355-2
・電話番号：086-482-2144
・営業時間：ランチ／11：00～15：00
　　　　　ディナー／17：00～22：00
※定休日：なし

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「さすらいの旅人」氏がおすすめする、岡山県の絶品グルメ☆
⑥煮干専門店 六三ラーメン

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最寄り駅はJR宇野線・備前片岡駅で、そこから1km弱のところにある「煮干専門店 六三ラーメン」は、四国4県でNo. 1を誇る人気店「はまんど」の店主・森 敏彰さんからラーメン作りを伝授された、直伝の極上清湯系煮干しラーメン店。

こちらのお店は、朝の6時～15時までの営業で、6時～10時までと、10時～15時までのメニューが異なり、ここではそれぞれの代表的なメニューをご紹介します。

まずは、朝メニューの代表格「朝煮干しラーメン」ですが、煮干し香る、濁りのない澄んだスープに、中細ストレート麺が基本となっており、トッピングは、揚げ・半熟煮玉子・青ネギと至ってシンプル。


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香川県の伊吹島のイリコ（煮干し）をふんだんに使用し、時間を掛けてジックリと煮込んだスープは、エグ味もなくクリアで上品な味わい。


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また、ラーメンには珍しいトッピングの揚げは「松山あげ」というもので、豆腐を3ミリ位にスライスして、水分を抜き、菜種油で揚げた愛媛県の特産物。

スープを吸った松山あげはとても柔らかく、フワフワ食感で、朝ラーメンとしては最適・最強のトッピング☆

一方、昼の人気メニュー「煮干し中華そば」は、朝煮干ラーメンより少し濃い色のスープで、麺は朝ラーと同じ中細麺。

トッピングは、レアチャーシュー・メンマ・半熟煮玉子・青ネギという、中華そばに相応しいビジュアル。


出典：Youtube

煮干しを前面に出しながら、豚骨と鶏の風味が奥行きを広げ、アッサリとしていますが、深いコクを感じさせてくれる逸品。

低温調理のレアチャーシューと、歯応えのあるメンマの味付けも秀逸♪

師匠でもある「はまんど」の味に勝るとも劣らない、絶品ラーメンを朝イチからいただいてみては？


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◆煮干専門店 六三ラーメン
・場所：岡山県岡山市南区西高崎34-60
・電話番号：086-250-6273
・営業時間：6：00～15：00
※定休日：火曜

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これまで老舗がラーメン界の上位を占めていた岡山県ですが、近年では首都圏の名店で修業を積んだ店主が、続々と新店舗をオープンしており、目まぐるしく勢力図が変化しています。

そんなハイレベルな争いを繰り広げる、岡山県のラーメンは旅行してでも食べる価値ありですよ！


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