中国発・新型コロナウイルスも…感染から「命を守る鉄則」

日刊大衆

画像はイメージです
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 中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎で、4人目の死亡者が出た。このニュースが日本中を駆け巡った1月21日、東京では、こんな光景が見られたという。

「銀行のATMで、“肺炎ウイルスが怖いのでタッチパネルを除菌してほしい”という利用者からの要望で、銀行スタッフが、利用客が1人終わるごとに画面をいちいち拭いていました」(現場にいた会社員)

 こうした事態を、医療ジャーナリストの牧潤二さんが苦笑気味に解説する。

「テレビなどで“新型の肺炎ウイルス”などと喧伝されたため神経質になっている方も少なくないですが、ウイルス自体は風邪の原因ウイルスとしては、ごく一般的なコロナウイルス。新型で変異種ということもあり、広がりやすいことや、乳幼児や高齢者、肺疾患がある人は肺炎を併発して、命に関わるので注意が必要ですが、予防法は基本的に風邪と同じ。普通の風邪同様、マスク、手洗い、うがいの鉄板予防法の徹底これが第一の撃退法になります」

 とはいえ、予防してもウイルスの感染が拡大すれば、防ぐのは困難になる。

「中国では1月24日から30日まで春節という大型連休になるので、例年多くの観光客が来日します。中国の旅行会社によると、春節の人気海外旅行先は日本がトップですから、新型ウイルスの感染者が大勢、来日することが考えられます。少しでも感染しないためには、人が多い観光地はなるべく避けるのがいいでしょう」(医療ライター)

 特に気をつけたいのは、電車やイベント会場など密閉された空間だとか。次に重要なのは、喉の水分補給。『宮元通りクリニック』の渡會敏之院長が言う。

「コロナウイルスに限らず、風邪のウイルスは喉に感染することが多いんですね。常にミネラルウォーターなどを携行して少しずつ水を飲めば、ウイルスを胃に流し込んで滅菌できます」

 また、空気が乾燥していると喉が荒れ、ここからウイルスが体に入り込む。これは室内の乾燥対策で防ぐことができる。

 ウイルスへの感染を防ぐには、食事も重要。この続きは現在発売中の『週刊大衆』2月10日号で。

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