無意識のうちにやってませんか?「早死に習慣」「ビンボー習慣」! (2/3ページ)
「2004年に就寝中に脳梗塞の発作を起こした長嶋茂雄さんも、トイレに起きるのを嫌って、就寝前は水分を控えていたそうです。彼は好物のコーヒーで喉を潤していたようですが、コーヒーには強い利尿作用があり、身体から水分が抜けてしまう。これもよくなかった」(前出のクリニック院長)
夜中にトイレに行くのは確かに面倒だが、死ぬよりはマシだろう。
■「牛乳を飲む」も間違い?
骨がもろくなる骨粗しょう症も、中高年になると気になる。「骨を強くするにはカルシウム!」とばかりに、牛乳を飲んだり、ヨーグルトやチーズを積極的に食べている人もいるはずだ。ところがどっこい……。
「米ハーバード大など、欧米の研究機関の調査で判明したことは、“乳製品を多く摂取する人のほうが、骨折が多い”という意外な事実でした。このため、アメリカでは、“骨粗しょう症予防に牛乳を飲もう”という標語はなくなっています」(厚生労働省関係者)
カルシウムを多く含む乳製品を摂取しているのに、なぜ骨がもろくなるのか? その理由は、こうだ。
「乳製品はカルシウムと同時に、動物性たんぱく質を多く含みますが、これにより身体が酸性になります。身体が酸性になると、人間の脳はそれを中和しようとしますが、このときに中和剤として消費されるのがカルシウムなんです」(前同)
せっかくカルシウムをとっても、すぐさま、それが流出してしまう。ならば、どうすればよいか?都内のリハビリ施設で働く理学療法士が言う。
「カルシウムの吸収を促すビタミンDを増やすんです。ビタミンDは別名“サンシャイン・ビタミン”。日光浴で増やせるんですよ」
続いての勘違い習慣は、下着選びに関するもの。
「現在、男性のパンツのシェアはボクサーブリーフがトップ。約半数の男性が愛用しています。