NYの有名図書館で「一番借りられている本」トップ10にあの作品が (3/4ページ)

5位の『To Kill a Mockingbird』(1960年、ハーパー・リー著)は、日本では『アラバマ物語』として親しまれている。貸出回数は42万2912回。人種差別というアメリカにとってきわめてデリケートなテーマを扱っている作品だが比較的短く、読みやすいことから高校生や中学生の読書リストでも上位にくる。

4位は『かいじゅうたちのいるところ』(原題:Where the Wild Things Are/1963年、マウリス・センダック著)で43万6016回。

ここまでを見ても、さすが世界有数の大規模図書館という貸出回数だが、トップ3はもっとすごい。
3位の『1984』(原題:1984/1949年、ジョージ・オーウェル著)は、刊行から70年余りが経った今も、大きな社会変化(多くは悪い変化)が起きるとみなこぞって名前を出す。「全体主義」に「歴史の改ざん」と、今後起こりうるくらい未来を予見した小説として今も読み継がれている。貸出回数は44万1770回。