節分でたまに見かける「鰯と柊の飾り」実は鬼を撃退する為のダブルトラップだった! (2/3ページ)
「これは堪らん」焼嗅に恐れをなして、逃げだす鬼たち(イメージ)。
余談ながら、この「かがし(嗅)」は田畑によく立てられる「案山子(かかし)」の語源でもあり、肉の焼ける匂い(※2)は多くの生き物を本能的に警戒・忌避させる効果が古くから知られていたようです。
(※1)他にも、やきかがし、やっかがし、やきさし(焼刺)、やいくさし(焼串刺)など。
(※2)焼き肉の匂いを美味しそう=好ましいものと考える生き物は、基本的に人間だけです。
また、関西では頭を調達するために鰯料理を食べる「節分鰯」の習慣や、関東では豆殻(※3)も一緒に飾るなど、地域によって様々なバリエーションがあるようで、こうした違いにも日本の多彩な文化を感じることができます。