糖質制限ダイエットは? 間違いだらけ!「死ぬ」食習慣&食べ物 (3/4ページ)

日刊大衆

「ところが、今や、コレステロールは肝臓で作られるものとされ、食事制限でコレステロール値をコントロールしようという努力は、意味がないと考えられるようになっています。卵には優れた成分が多く含まれ、1日2~3個までなら、むしろ食べたほうがいいんです」(前出の牧田氏)

■乳製品は体にいい?

 また、体にいいとされてきた食べ物で、実は、それが非常識だったというのも多い。まずは「発酵食品は体にいい」――こんな常識には注意が必要だ。「発酵食品なら、なんでもいいというわけではないんです。“飲む点滴”ともいわれる甘酒は糖質のかたまり。キムチ・ぬか漬けといった漬物類、なれ寿司などは保存性を高くするために塩分が多く、多量にとれば逆効果です」(前同)

 淡い色合いで、だまされがちなのが薄口醤油。「薄口醤油は塩分控えめ」というのも大間違いだ。「しょっぱくないから塩分少なめという舌の感覚からも、薄口を選ぶ人が多いようですが、実際には逆。塩分濃度は、薄口が18~19%、濃口が16%です」(同)

 見た目と食感には要注意なのだ。

 ところで、牛乳嫌いの読者の中には、小学校の頃、給食で残した牛乳を昼休みの間も飲みきるまで教室に残された経験があるだろう。ところが、「牛乳は体にいい」という常識は崩れ出している。前出の岡田氏が続ける。「成長に欠かせない栄養素を含んでいますから、10代半ばまでは飲んでいいと思います。しかし、大人が飲むと、カロリーが高すぎて検査値に影響が出てきます。私の患者さんでも牛乳を飲む量を減らしたら、高かった中性脂肪の数値が驚くほど下がったという例もあります。牛乳は現代病の権化。飲むなら、コーヒーカップ1杯程度までです」

 さらに牧田氏は、こんな問題点を指摘する。「牛乳が、どうやって製品化されたかが重要。狭い場所に何頭もの乳牛を押し込めておくと感染症が起こりやすく、抗生物質の投与の他、成長させるために肥育ホルモン剤を投与することもあります。

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