戦国の世も妻は強し!戦国時代、泥酔した夫に代わり甲冑姿で城を守り抜いた妻の武勇伝 (4/4ページ)

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「……面目次第もございませぬっ!」

「もうお酒はこれっきりになさいましっ!」「ひえぇ、堪忍々々」妻・遠山氏にねじ伏せられる定勝(イメージ)。

必死で戦っていた日尾城の皆に平謝りした定勝は、後日、主家の一門衆・北条氏邦(ほうじょう うじくに。鉢形城主)からも呼び出しを食らい、断酒を誓わされたそうです。

「……とほほ……」

とは言うものの、その後は北条氏が豊臣秀吉(とよとみ ひでよし)に滅ぼされる前年(天正十六1589年12月17日)に54歳で亡くなるまで、一滴の酒も呑まず忠勤に励み、家臣たちの信頼を無事に取り戻したそうです。

妻・遠山氏は定勝の死後に出家、妙喜尼(みょうきに)と称して夫の菩提を弔ったそうですが、もし彼女が豊臣軍と戦っていたら、『のぼうの城』に登場する甲斐姫のような武勇伝を残したかも知れませんね。

※参考文献:
阿部猛・西村圭子 編『戦国人名辞典』新人物往来社、1987年2月

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