札幌のハトは本州より丸い? Twitterで話題の一枚、専門家に見解を聞くと... (1/2ページ)

Jタウンネット

で、でかい(画像は狐仙人乃弟子 トコノ オルタ@ttt_zegu952さん
で、でかい(画像は狐仙人乃弟子 トコノ オルタ@ttt_zegu952さん

さっぽろ雪祭りに行ったら、ハトがまんまるだった――

ツイッターではこんな投稿が注目を集めている。ハトといえば首がスッとしているイメージだが...「まんまる」とはどういうことか。

そのハトの状態がこちらだ。


で、でかい(画像は狐仙人乃弟子 トコノ オルタ@ttt_zegu952さん提供)

首が、ない...。

いったいどうしたというのか。ハトたちは飛んでいる姿が想像できないほど体がパンパンに膨らんでしまっている。その鋭い眼光、貫禄といい、マフラーとコートを着込んで闊歩するおばちゃん軍団のようだ。

投稿したのはツイッターユーザーの狐仙人乃弟子(@ttt_zegu952)さん。この写真は大きな反響を呼び、

「鳩はこんなに丸くなるんだ」
「ツンってしたらコロコロ転がっていきそう」
「お高いコート着たセレブですね」

といった声が。

そのほか、道民とみられるユーザーからは、「むしろこれが当たり前だと思ってた...」「鳩って秋冬このサイズになる...って北海道だけの話なんですか!?」と驚くような反応も出ていた。

羽毛はダウンジャケット代わり

このハトたちはなぜこんなにも丸まっているのか。Jタウンネットは21日、渡り鳥や絶滅危惧種などの鳥類を研究する公益財団法人・山階鳥類研究所(千葉県我孫子市)に話を聞いた。

広報担当者によれば、これはハトに限らず、多くの鳥が寒い時にとる行動とのこと。

「羽毛と羽毛の間に空気がたくさん入っていると断熱効果が高まるため、寒い時には羽毛を膨らませて丸くなります」

と説明している。暑い時には逆に、羽毛をぺたっと寝かせて羽毛と羽毛の間に空気を貯めないことで断熱効果を下げ、放熱してスリムな姿になるという。決してブクブクに太っているわけではないのだ。

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