【原価ニュース】生ビール1杯200円以下でも儲かる仕組みを解説 / 1杯150円でも儲かる店も存在か (1/2ページ)

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【原価ニュース】生ビール1杯200円以下でも儲かる仕組みを解説 / 1杯150円でも儲かる店も存在か

東京都内の飲食店店主によると、生ビールでもっとも売れるサイズは中ジョッキとのこと。いわゆる生中と呼ばれているサイズですが、お店によってはハッピーアワーの時間帯位に200円だったり190円だったり180円だったり、低価格で販売しているケースもあります。あまりにも激安なので原価割れ(原価よりも安い価格で販売)しているのではないかと思うかもしれませんが、必ずしもそうとは言えません。

・泡の量もふまえて考えれば黒字
一概に言えませんが、中ジョッキのサイズは一般的に350~500ミリリットルといわれています。

いちばん小さい350ミリリットルで計算した場合、生ビールを中ジョッキで出すと原価は約160~170円といわれています。

諸説ありますが、その金額で計算すれば、170~180円の価格帯で中ジョッキを販売しているお店は、儲け0円か、10円の黒字になります。泡の量もふまえて考えれば黒字になり得るのです。

・低価格でも赤字にならないマジック
では、それよりも低価格の150~160円などで販売しているお店は原価割れで赤字なのでしょうか。そんなに低価格でも赤字にならないマジックがあるのです。

そう、生ビールの泡の量を多めにしているお店があるのです。確かに中ジョッキですが、泡の量が多めなので、液体部分が少ないというわけですね。「奉仕」「大サービス」として原価割れで販売している良心的なお店もあります。

また、これは消費者の視点として良いことだと感じない人もいるかもしれませんが、中ジョッキと称しておきながら350ミリリットル以下の微妙に小さなジョッキで出している店もあるそうです。もちろん、企業努力で赤字にならず低価格で販売を可能としているお店もあります。

・生ビールと称して発泡酒
一説ですが、生ビールと称して発泡酒などの「微妙にビールではないビールテイストなお酒」を出しているお店もあるとのこと。これは完全にアウトなのですが、生ビールと比べて安いので、激安価格で販売しても儲かる仕組みですね。

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