「ネガティブ思考」だと損ばかりする理由 (1/4ページ)
他人の言動をネガティブに捉えてしまう癖があり、敏感で傷つきやすい。そんな自分に居心地の悪さを感じていませんか? 物事をポジティブに受け止められる前向きな人を見ると、うらやましく感じる方も多いと思います。
今回はネガティブな人とポジティブな人の違いを解説し、さらにネガティブ思考からの回復方法までを解説していきたいと思います。
■ポジティブとは?
まずは簡単にポジティブ、ネガティブの言葉の意味を解説します。
ポジティブとは「陽性」という意味。つまり物事を明るく考えたり、前向きに捉えたり楽観的に考えたりすることを「ポジティブ思考」といいます。
一方のネガティブは「陰性」になります。物事を悪い方向に考えたり、後悔が多かったり、悲観的に考える傾向があることを「ネガティブ思考」といいます。
ポジティブな人の特徴
では、そんなポジティブな人にはどのような特徴があるのでしょうか。ネガティブな人との違いを比較しながらご紹介します。
◇(1)失敗を次につなげる
例えば仕事で失敗してしまった時。もちろん「失敗」という経験自体はネガティブな出来事です。しかし、ポジティブな人は「次は同じミスをしないようにしよう。そのために何ができるのか」ということを考えます。
一方ネガティブな人は、「ああ失敗してしまった。自分はダメな人間だ」という思考で止まってしまいます。
◇(2)物事を多面的に捉えることができる
物事や事象の多くは多面性があります。
例えば「精神的に幼い」と聞くと多くの人が短所として見るでしょう。しかし、別の側面から見れば「ピュア、清らか」ともいえるわけで、長所とも捉えられるのです。
このようにポジティブな人は、別の側面から物事を捉える柔軟性があります。
◇(3)プレッシャーに強い
誰にでも願望はありますが、願望に対する向き合い方がネガティブな人とポジティブな人では異なります。