あらゆる職人が歌合で対決!明治時代の書物「當世風俗五十番歌合」が興味深し (1/2ページ)

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あらゆる職人が歌合で対決!明治時代の書物「當世風俗五十番歌合」が興味深し

平安時代ごろから日本で楽しまれてきた「歌合(うたあわせ)」。歌人2名が歌を読み詠み、それを比べてどちらが優れているかを決める遊びです。歌合のように二組を対決させる形式は、娯楽として楽しむ書物にもよく取り入れられていたようです。

今回紹介するのは、この歌合わせの形式をとった明治時代の書物「當世風俗五十番歌合(とうせい ふうぞく ごじゅうばん うたあわせ)」です。

明治40(1907)年に刊行された「當世風俗五十番歌合」は、明治時代の画家・浅井忠(あさいちゅう)による絵と、歌人であり国文学者でもあった池辺義象(いけべよしかた)の歌で構成された書物で、”職人の歌合せ”というかたちをとったもの。「職人歌合せ」というのは鎌倉時代からあるジャンルなんだそうです。

本書で歌合対決しているのは例えば「水平 vs 看護婦」「女教師 vs 新聞記者」「人力車夫 vs 牛飼」「宣教師 vs 神女」などなど、職人だけにはとどまらず、あらゆる職種の人たちが歌合わせで対決しています。

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