婚活力アップのための“Noといえる”恋愛術
パートナーとのお付き合いの中で、相手を傷つけたくないあまり、自分を押し殺してしまうことはありませんか。そしてその結果、あなたの心の奥底に、黒い雲のような影を作ることもあるのではないでしょうか。
どうぞ、勇気を出して、したくない行為をやめてみてください。急にやめることが難しいようでしたら、少なくても、相手に相談をしてみてください。きっとあなたの思いは相手に伝わるはずです。あなたを心から愛してくれるパートナーであれば、あなたの悩みに耳を傾けてくれるはずです。
この世の中には、同じ価値観の人はひとりもいません。ですから、どんなに愛する相手の願いであっても、受け入れることが難しい場合はあるかもしれません。そんなときには、じっくり話し合い、お互いの接点を探っていけばよいのです。そして、お互いにゆずれない部分とゆずれる部分を確認し合ってみればよいのです。
そのためには、まずはあなたがパートナーを尊重することです。尊重とは、相手の考え方や人間性に理解を示すこと。理解するということは、相手の意思をすべて受け入れることではありません。「なるほど、あなたはそうなのね」と頷く。しかし、嫌なことはしなくてもよいのです。
相手の気持ちを理解した上で、それでもあなたが「違う」と思ったことは問題提起する。伝えるときには優しい口調で。お願いするような口調で話してみてください。そして、一度にたくさんのお願いをしないことがポイント。ひとつずつ、伝えていくことです。
愛し合うふたりなら、思いは通じるはずです。したくないことをするから、幸せになれない。したいことをお互いに話し合い、カタチにしていく。それが幸せな結婚につながっていくのです。
(恋愛カウンセラー・安藤房子)