杉村太蔵の発言に同意の声 コロナ問題の中、高齢者の活発な外出が報告されている事情 (1/3ページ)
新型コロナウィルスの感染が広がり、更なる感染拡大の防止策として、政府が国民に外出の自粛を呼びかけている中、現状について語った元衆議院議員・杉村太蔵の発言が話題となっている。
杉村は、8日に放送された『サンデー・ジャポン』(TBS系)の中で、一斉休校となった小学生を含む自身の子ども3人について様子を問われた際、「そう簡単な話じゃないんですよ。ずっと1か月も家にいるのは」と答えた上で、「若者を家に閉じ込めるんじゃなくて、感染リスクの高いお年寄りを家に閉じ込めた方が、感覚的には合うんじゃないかと」と発言。
これについてネットでは、「確かに」「言い方に問題があるだけで、年寄りは死亡率が高いから間違った意見ではない」といった賛成意見の他、「年寄りが家でじっとしてると、ボケたり足腰が弱りやすいからそれはそれで心配」といった現実的な意見もあった。
厚生労働省が9日までに発表している新型コロナウィルス感染による死亡例の報告では、国内での死亡者数全9名(クルーズ船を含まない)のうち、非公開となっている1名を除いた残り8名は、全員70歳以上であることがわかっている。これだけを見ても、高齢者の感染リスクが高いことは明らかだ。
ところが街中では、普段通りに外出する活動的な高齢者の姿が多く目撃されている。
例えばネットでは、「母が相変わらずパチンコ仲間とパチンコ店で遊んでいる」「高齢者グループで旅行の計画を立てていると話していた」「街中の飲食店で集まってるのをよく見かける」などの報告があった。
こうした一部の無防備な高齢者の中で、新型コロナウィルスについての情報を知っているにも関わらず、外出を自粛しない人の心理的特徴には、「正常性バイアスの働きの強さ」が窺える。
「正常性バイアス」とは、人が異常事態に直面した時に、「大したことではない」または「自分は助かる気がする」というように、自分の都合の悪い情報や状況を無視したり、過小評価したりする偏見、心の働きをいう。正常性バイアスは、老若男女問わず誰にも備わっている心理的機能で、人によって、あるいはその状況によって働きの強さに違いが出る。