元大関・豪栄道、武隈親方「引退後は稀勢の里に惨敗(笑)」 (4/5ページ)
「横綱を狙う」なんておこがましいというか、堂々と人前で口に出しちゃいけない気がしていました。でも、今になって考えてみれば、有言実行じゃないですけど、言葉に出せばよかったのかな、そうしていたら、どうなっていたんだろう……と思うこともありますね。
■解説デビューは緊張しました
――そうなんですね。初場所での引退後は、2月の日本大相撲トーナメントで初解説を務めるなど、新たなチャレンジもされています。
武 解説デビューは緊張しましたね。自分は他の力士についてあれこれ語るのが苦手なんで、相槌を打つので精いっぱい。一方、正面で解説をしていた荒磯親方(元横綱・稀勢の里)は、ペラペラしゃべっていて、「よくあんなにしゃべれるな」と感心しました(笑)。春場所でも解説を頼まれているから緊張しますね。
――今のところ解説では、荒磯親方に惨敗といったところですかね(笑)。では、春場所の展望を教えてください。
武 優勝は、大関獲りの朝乃山が絡んだら面白いと思います。特に朝乃山は体が柔らかいし、前に出る力がある。なおかつ、自分の相撲の型がしっかりしている。この3つがあると強いですよ。大関獲りも8割方、いけるんじゃないかと見ています。力士全体でいえば、先場所は徳勝龍関が優勝しましたからね。皆、やってやるぞという気になっていると思いますよ。
――貴景勝関とは埼玉栄高校の先輩後輩ですよね。
武 貴景勝が高校生のときに、OBで稽古をつけたこともありました。貴景勝にはぜひ、横綱になってほしい。そして、自分の断髪式には横綱として土俵入りしてもらいたいですね。
――断髪式ですか!? ということは1年以内ですね。