被災した子供達のため、売上は全額寄付 宮城の酒蔵が造り続ける「恩返しの酒」 (2/4ページ)

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そんな折、津波被害を受けた地域の社員から、子どもたちがとても困難な状況にあることを知らされ、将来の日本を担う子どもたちを救うことで皆様から賜ったご恩を次代に送ろうと考え、2011年12月に社内プロジェクト『未来へつなぐバトン醸造発酵で子供たちを救おうプロジェクト」を発足し、12年2月より『3.11未来へつなぐバトン』のお酒を、タンク1本分(白米総量3000キログラム)造り、弊社売上金全額を被災した子どもたちの学習や生活支援をされている『公益社団法人ハタチ基金』様へ寄付することといたしました」

一ノ蔵の19年の寄付額は約628万円、12年から19年までの寄付累計金額は約5300万円に及ぶという。

生活再建をしながらの子育てを支える保育園兼相談所「おうち保育園」(画像提供:ハタチ基金)
生活再建をしながらの子育てを支える保育園兼相談所「おうち保育園」(画像提供:ハタチ基金)

また、特別純米原酒「3.11未来へつなぐバトン」の原料米には、宮城県の酒造好適米「蔵の華」が使われている。蔵の華は、松山町酒米研究会が農薬や化学肥料に頼らず丹精込めて栽培した、環境保全米だ。

「子どもたちの支援だけでなく、原料米には農薬や化学肥料に頼らない地元米を使用して、ふるさと(宮城県大崎市)の自然を守り、豊かな自然を子どもたちに残していこうという思いも込めました」と担当者は語る。

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