被災した子供達のため、売上は全額寄付 宮城の酒蔵が造り続ける「恩返しの酒」 (3/4ページ)

地域の子どもたちを放課後に学習支援する「コラボ・スクール」(画像提供:ハタチ基金)
―― 「一ノ蔵」と「ハタチ基金」とのつながりは?
「『ハタチ基金』様を支援先にした理由は、震災直後から被災地に入り子どもたちの支援を積極的に行われていたことと、震災時に0歳だったお子さんが20歳を迎えるまでご支援される趣旨に賛同したからです」
そう、ハタチ基金とは、「東日本大震災発生時に0歳だった赤ちゃんが、無事にハタチを迎えるその日まで」をコンセプトに、被災地の子どもたちのサポートを継続的に行う期限付きの基金だ。
この基金は、被災孤児、及び被災地の子どもの心のケアに合わせ、学び・自立の機会を継続的に提供するために設立された。東日本大震災発生時に0歳だった赤ちゃんが震災の苦難を乗り越え、社会を支える自立した20 歳へと成長するよう、活動を続けている。

被災後に勉強についていけなくなった子供たちの学習・生活支援を行う「トイボックス」(画像提供:ハタチ基金)
ハタチ基金を通して支援されるのは、たとえば次のような団体だ。
認定NPO法人フローレンス。生活再建をしながらの子育てを支える保育園兼相談所「おうち保育園」を運営している。仙台市で、親子を支えるセーフティーネットとなる「保育ソーシャルワーク」機能を果たしている。
認定NPO法人カタリバ。「コラボ・スクール」という愛称で親しまれる放課後学校を岩手・宮城・福島の3県で運営している。