『女性自身』記事“今やめるべき薬”が大炎上!「患者を殺す気か」

まいじつ

『女性自身』記事“今やめるべき薬”が大炎上!「患者を殺す気か」

『女性自身』3月24・31日合併号に掲載されている『コロナウイルスに負けないために 今、やめるべき薬』という記事が、ネット上で〝大炎上〟を招いている。

記事では新型コロナウイルス対策のため〝薬の服用が免疫力を低下させている!〟として、薬剤師の宇多川久美子氏が、安易に薬を服用することで不用意に免疫力を下げてしまうことを指摘。《まずは主治医に相談し、それぞれの薬を4分の1量ずつ減らします(錠剤の場合は、くだいて量を調整)。1~2週間、様子を見て、問題なければ、さらに4分の1量を減らして元の半分にし、症状が悪化したら戻して構いません》とコメントし、〝今、やめるべき薬5〟として、胃薬、抗生物質、鎮痛剤、解熱剤、ステロイドを挙げた。

この記事がヤフーのヘッドライン(現在は削除済み)に掲載されるや、異議を唱える声が続出。炎上が拡大している。

《おいおい、やめるべき薬って安易に挙げるなよ。死人が出るぞ》
《これを真に受けてステロイドやめて死ぬ人出てくるぞ。患者を殺す気か》
《ステロイドは継続が必要なのにビックリしたわ》
《SNS上で医師が絶対に勧めませんって言ってるんだけど、大丈夫?》

反論殺到で記事を削除

「帝京大学ちば総合医療センター医師の荻野昇氏がツイッターで、《突然の中止は、最悪の場合、生命の危険もありますが、どのようなおつもりでしょうか?》、《漫然と処方されている不要な薬を減らそうという一般論には賛成ですが、個々の意見には疑問があり、一部、医療現場での仕事を増やす可能性があります。不適切な内容を含む記事と結論せざるを得ません》と異議を申し立てていますね。あまりに反論が殺到したのか、現在、ヤフーの他、まとめサイトなどに掲載されていた当該記事のほとんどが削除されています。医療記事は医師によってさまざまな見解がありますが、一歩間違うと重大な事故につながる可能性もあります。情報を受け取る側も細心の注意を払う必要があるでしょう」(医療ジャーナリスト)

果たして、宇田川氏の反論はあるのか。今後の動きに注目したい。

【画像】

WAYHOME studio / Shutterstock

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