生の魚に潜む寄生虫「アニサキス」が激増中。過去50年間で約280倍に(米研究) (5/6ページ)

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Johannes Plenio from Pixabay

・こうした傾向は今後も続くのか?

 研究論文で述べられているように、これは数百万といる寄生虫の中のたった2種のみについての結果でしかない。こうした傾向が今後もずっと続くのかどうかもわからない。そのため、また別の分析を行うなどして、さらに研究を進めるべきだという。

 なにしろ、アニサキスのようなもっとも知られた寄生虫ですら長期的なデータが存在しないのだ。それらの過去や今後について分からなければ、人や動物への影響も予測のしようがない。


・心配な人は鮮度の良い魚を選び、目視でチェックしよう

 だが今の時点では、人間に対するその影響は軽微なものだという。大好きなお刺身やお寿司を断念しなければならないというわけではなさそうだ。

 厚生労働省のホームページによると、心配な人は、魚を購入するなら新鮮な魚を選んだほうが良いそうだ。丸ごと1匹で購入した場合は、速やかに内臓を取り除き、内臓は生で食べないようにすると良いという。

 また、アニサキス幼虫は目視でも確認できる。白っぽい糸状のものがあったらそれを取り除こう。

 更に食中毒を防ぐには、冷凍(-20℃で24時間以上冷凍する)や 加熱(70℃以上、または60℃なら1分加熱)も有効だという。
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