吸う人も吸わない人も快適な空間に 近鉄の新型特急「ひのとり」に喫煙室が導入された理由 (3/4ページ)
さらに缶を開き、ブルーのフィルムをめくる。吸うと「バニラのような香り」がすると言われるピースだが、吸う前から芳醇な香りが漂い、テンションはマックスである。
筆者は、ウキウキしたテンションを維持したまま、3号車に設置されている喫煙ルームを目指した。プレミアム車両にはカフェスポットが設置されているため、挽きたてのコーヒーを100円玉2枚で購入。
挽きたてのコーヒーが飲めるなんて、素晴らしい
また、2号車と5号車にはベンチが設置されている。大きな窓から外の景色を楽しみながら、喫煙ルームで「The Peace」を存分に味わうために気持ちを落ち着かせた。
筆者が座るプレミアム車両の6号車から、カフェスポット、ベンチスペースと足を進め、ついに喫煙ルームに到着した。
喫煙ルーム最高だった幸せが始まる・・・
左手には「The Peace」。右手にはカップコーヒー。喫煙ルームで気のゆくままにタバコを吸った。大人3人程度が入ることが出来るスペースである。少し狭い気もしたが、流石ひのとりといったところだろうか。窓がめちゃくちゃ大きいのだ。外の景色が狭さを感じさせない。
筆者は身長が約175センチだが、膝くらいまで窓。気持ちが良かった。
足もとまで光が差す
喫煙ルームで居合わせた男性も、気持ち良さそうにタバコを吸っていた。男性が2本目を吸い始めたので、話しかけてみた。