―あのコの恋愛事情― #どうしたらずっと恋人でいられるの? 編 (2/2ページ)
時間と距離をおいて、彼の不満や本当に望んでたことに気付いたし、彼もそうだったんじゃないですかね?
完全に別れて数年経った頃、東日本大震災があったんです。ふと私から『無事ですか?」てメールしたのが最初のキッカケで。お互い、無事を確認してホッとして。
そのときはまた疎遠になったんですけど、それから半年後くらいにまた彼からメールが来て食事に行ったんです。そしたらなんか、ふたりとも前より優しくなれたっていうか・・・」
そこからは、日々ふたり寄り添って、いつの間にか時間が過ぎたらしい。どうして恋人には「もっとこうして欲しい」って思うんだろう?友達を大切にするように恋人を大切にできたら、すれ違いも少ないはずなのに。
そして、どうして「こんなにいろいろやってあげたのに!」て思うのだろう?相手が望んだことではなく自分が「これやってあげたらうれしいでしょ?」て押し付けているだけなのに。サトミさんカップルは、離れて冷静になってみたら、実は自己中心的だった自分の恋愛のやり方にふたりとも気付いたことが再スタートのキッカケになった。
別れたあとって、相手を悪く言って「別れて良かったね!」て言ってもらうことで心が救われるような日もあるけれど、「もっとこうしてあげれば良かった」という相手を想う自分に気付けたりもする。
「もっと相手を思いやれたかもな。」お互いがそこから目をそらさなかったことが、結婚へ結びつくスタートになったんだと思う、とサトミさんは振り返る。「もっと愛して欲しい」「もっとこうして欲しい」付き合っているときって、自分が相手に「こうしてあげたい」と思うことは、案外独りよがりなことが多い。その「彼のために」は本当に彼が望んだことなのかどうか?
お互いがお互いを想って「相手が望む」自分がしてあげられることは何か?を深く考えたり、相手を責める前に、自分の未熟者さも認めたり。コミュニケーションのもっとも基本的なことに、ふたりが気付けるかどうかが、長く一緒にいられるかどうかの瀬戸際なのかもしれない。(川上あいこ/ライター)
(ハウコレ編集部)