天才テリー伊藤対談「平田梨奈」(3)仕事ではAKBに甘えたくなかった (2/2ページ)

アサ芸プラス

それは大変だったね。

平田 はい。もう1つはAKBに甘えている、と思ったから。

テリー 具体的にはどういうことを?

平田 AKBにいるとライブやります、握手会やります、という感じで常に仕事があるし安定しているんですよ。でも、それは自分がやりたいことじゃないってことに気づいて。

テリー やっとの思いでアイドルになれたのに、それは違ったのか。

平田 何ていうんですかね‥‥自由がなくて。AKB以外の仕事がまったくなくなっちゃった時、息が詰まってしまって。

テリー どっちかというと団体行動はあまり得意じゃないほうかな。

平田 そうですね、AKBの中でも一匹狼だったと思います。

テリー それは芸能人として決して悪いことじゃないよ。でもコンサートをドームでやれたり、紅白に出られる環境を捨てる怖さはなかったの?

平田 それは全然なかったです。私、怖いもの知らずなので。そもそも日本に来た時、ドーム公演がどれぐらいすごいことかもわからなかったし、AKB48というグループのことも知らなかったんですよ。本当に「前田敦子? 誰ですか?」みたいな感じだったんですから。

テリー アハハハ!

平田 さすがに、しばらくしたら「私、こんなすごい世界にいるんだ!」って気づきましたけど。AKBというトップグループからスタートしましたから卒業したことで自分を下げたくないし、むしろもっと知名度を上げたい。だから今、平田梨奈として勝負どきなんです。

「天才テリー伊藤対談「平田梨奈」(3)仕事ではAKBに甘えたくなかった」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2020年 4/2号平田梨奈元AKB48受験テリー伊藤エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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