天才テリー伊藤対談「平田梨奈」(3)仕事ではAKBに甘えたくなかった (1/2ページ)

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天才テリー伊藤対談「平田梨奈」(3)仕事ではAKBに甘えたくなかった

テリー 実際に入ってみたAKBはどうだったの。梨奈ちゃんは、たしか12期生だったよね。

平田 はい。入ったばかりの頃はまだ日本語があまりわからなくて、メンバーと一緒にいても「みんな何を言っているんだろう」「今、私怒られているのかな」みたいな感じだったんです。でも「すごく大変な世界に入ってしまったんだ」とは思いました。精神的に不安定になったりする子もいましたし‥‥。

テリー どうして?

平田 それは「売れたい」「でも人数が多い」「どうやって目立とう」みたいなプレッシャーからでしょうね。みんな、常に自分の中で戦っていますから。

テリー 梨奈ちゃんは、そういうプレッシャーに押しつぶされたりはしなかったんだ。

平田 12期はたしか唯一、秋元康さんが現場に来なかったオーディションで、合格者は個性派ぞろいだったんです。普通なら1人はセンター位置に入りそうな子が選ばれるんですけれど、私たちの時だけ誰もセンターができないんですよ。みんな癖が強いので。

テリー 梨奈ちゃんが入っている段階で、なんとなくそれはわかった(笑)。でも逆にそれができるのは、グループに勢いがあるからなんだよね。

平田 はい、おかげさまで日本のドームを全部回ったり、海外公演に出演させていただいたり、紅白歌合戦も4回ぐらい出させていただきました。とても楽しかったです。

テリー でも、そんなAKBを18歳で卒業しちゃうんだよね。これはどういう決断だったの。普通に考えると、アイドルとしてはまだまだこれからの年齢でしょう。

平田 これも理由が2つあって、まず大学に行く年齢だったので。親から「大学に行け」と言われて、しかもそこそこのレベルのところじゃないと許されなかったんです。

テリー じゃあ、AKBをやりながら受験したんだ。

「天才テリー伊藤対談「平田梨奈」(3)仕事ではAKBに甘えたくなかった」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2020年 4/2号平田梨奈元AKB48受験テリー伊藤エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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