巨人・坂本勇人、阪神・福留孝介…プロ野球「大記録」に挑む選手たち (1/2ページ)
球春が遠いプロ野球。ファンにはつらい日々が続くが、実は、今年は見どころの多いシーズンであることを忘れてはならない。その筆頭は「大記録」。中でも、巨人・坂本勇人(31)の2000本安打達成は、大きな注目を集める。「入団2年目にレギュラーに定着して以来、コンスタントに打ち続け、積み上げたヒット数は1884。残り116安打なので、今季中の達成はほぼ確実です」(スポーツ紙記者)
さらに坂本には、同記録の“史上最年少達成”も期待されているが、こちらには暗雲が垂れ込める。「現在の記録は、榎本喜八の歳229日で、坂本の新記録のリミットは7月29日。仮に4月中に開幕したとしても、3か月で116本はさすがに厳しい。延期さえなければ十分可能でしたが……」(前同)
最年少が厳しいなら“最年長”。国内2000本安打まで残り103本と迫っている阪神・福留孝介(42)は、この記録更新に挑む。「福留は4月26日で43歳。現在、最年長記録は和田一浩の42歳11か月なので、記録更新は間違いないでしょう」(球界事情通)
今季、現役最年長選手となる福留は、衰えるどころか、今年も阪神の主力格。練習試合にも精力的に出場し、存在感を見せている。「ただし、記録はあくまで“国内”の話。すでに福留は日米通算2395安打をマークしているので、本人的には微妙かも」(前同)
阪神のベテランでは、藤川球児(39)も、名球会入りとなる日米通算250セーブが目前だ。「昨季序盤は中継ぎでしたが、後半戦から抑えに“昇格”。