歴史ある大聖堂が臨時病院に。コロナ感染者が増加するニューヨークで異例の措置(アメリカ) (2/4ページ)
"Traditionally, in earlier centuries, cathedrals were always used this way, like during the plague. So this is not outside the experience of being a cathedral, it is just new to us,” Dean Daniel said. https://t.co/C0qGIqfpjJ
— Cathedral of St. John the Divine (@StJohnDivineNYC) April 7, 2020
教会関係者によると、この荘厳な雰囲気を醸し出す歴史あるゴシック様式の大聖堂が、コロナウイルス感染者を収容する臨時の病院に一時的に転身するという。
4月8日、1.8メートル以上ある長い身廊とメインホールからは、信者らのための椅子が全て撤去され、ボランティアたちによって約9つの大型テントと、その下におよそ400のベッドが設置された。
巨大な地下空洞は、医療従事者らのスタッフルームと化し、治療の準備などはそこで整えられるということだ。
クリフトン・ダニエルⅢ牧師は、Twitterに次のように投稿した。
教会の歴史と伝統において、そしてイエスの模範に従い、大聖堂は長い間疫病や地域社会の危機の際には、避難場所や癒しの場所として役立ってきました。
今後は、大聖堂は我々の愛する地域社会、そして地域の市民たちのために、自らの健康を危険に晒して尽力してくれている医師や看護師、ボランティアたちを支援するための手助けをする必要不可欠な臨時病院と化します。