天才テリー伊藤対談「吉田明世」(2)田中みな実が胸を… (1/2ページ)

アサ芸プラス

天才テリー伊藤対談「吉田明世」(2)田中みな実が胸を…

テリー たしか相談を受けた時だったかな、「ネットニュースに振り回されるのが嫌だ」っていう話をしていたのが印象に残っているんだよ。

吉田 ああ、それは今もそうです。例えば「サンジャポ」の現場でみんなが楽しく会話している中で、私も自分なりの意見を言うことがありました。放送が終わったタイミングでネットにその発言に関する記事が上がっているわけですが、記事ではそんな言葉が出た番組の雰囲気や、本当に言いたいことが伝わっていないことが多いんです。

テリー まぁ、会話の流れもあるからな。

吉田 しかも、番組を見てない人がそれを読んで、相手のそういう気持ちも考えずに好き勝手コメントするという流れが好きじゃなくて。結局、私自身も強い気持ちが持てないまま、「もしこれがネットの記事にされたらどうしよう」「コメントで悪いことを書かれたらどうしよう」みたいなことばかりを気にし始めて、そこからどんどんふさぎこんでしまったんです。

テリー そうだったんだ、どんな言葉に傷ついたの。

吉田 すごく苦しめられたのは「アナウンサーのくせに」「会社員のくせに」ですね。どうしても、ニュース以外のところで目立ってしまうアナウンサーは、なんとなく一定数の人に受け入れられないみたいです。しかも、最近だと「お母さんのくせに」って言われるようになりました。「子育てだけしておけ」「子供をほったらかして、自分の欲のために仕事をしているのか」とか‥‥。

テリー それはひどいな。でもさ、無難なことしか言わない人って、この業界ではまず仕事を振られなくなるよね。

吉田 本当にそのとおりですね。どんなにつまらなくても、局アナだったら、アナウンサーとしての仕事を全うしていたら、それなりに仕事はもらえますけど、フリーになると‥‥。自分でもわかってはいますが、なかなか強くなれなくて。

「天才テリー伊藤対談「吉田明世」(2)田中みな実が胸を…」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2020年 4/9号吉田明世田中みな実テリー伊藤女子アナエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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