なぜかスーツの上着やシャツだけが売れる現象が発生、その理由は?
コロナ危機により、多くの企業ではそれが可能な業務であれば、社員を会社に来させず、在宅勤務やリモートワークに切り替えている所が多い。
その結果予想外の出来事がおきた。なんと、スーツの上着やシャツなどの売れ行きが伸びていったのだという。
なんとなくピーンときた人も多いかもしれない。自宅から会議に参加する場合を考えてみよう。ねっ、わかったでしょ。
・トップスだけが売れ行き好調の理由
ホワイトカラー労働者は、通常職場ではスーツ着用義務など、ドレスコード規定に縛られている。
しかし、リモートワークとなると、オンライン会議などの時に同僚らと顔を合わせることがあっても、下半身を見られることがない。
なので全身をスーツに包む必要はなく、上半身だけ勤務スタイルになり、下半身はゆったりとしたスウェットパンツなどを履いて、リラックスした状態を保つという人が急増中なのだそうだ。

世界最大のスーパーマーケットチェーン『ウォルマート(Walmart)』では、まさにその影響を受けており、ここ最近でトップス(上着)の売り上げ増加の一方で、ボトムス(ズボンやスカート)の売り上げは減少したという。
ウォルマート総務担当ダン・バートレット副社長は、次のように話している。
人々は明らかに腰から上の服装に焦点を当てています。トップスの売上げだけが増加しているという現象は、人々がリモートワークという新しいスタイルに慣れるにつれて変化し、進化し続けていくことでしょう。
また、ウォルマートでは他にも、オンライン通販の売上や、DVDやDIY用品などのホーム・エンターテインメント製品も売上げが伸びていることを報告している。

・複数の大手衣料品チェーンではゆったりした服装の売上げも増加
ウォルマートに並び、大手衣料品チェーンのGAPやアスレタ、オールド・ネイビーなどもトップスの売れ行きが好調のようだ。
くわえて、ジョギングウェア、レギンス、スウェットシャツやパジャマなど、ゆったりした衣服の人気も急上昇している一方、ボトムスを購入する人はスラックスを選ばない傾向が増えているという。
男性ファッションブランドの『Suitsupply』も、このトレンド(?)に参入したようだ。
自社Instagramには、ボタンダウンにネクタイ、ブレザーを上に着用し、下は下着のみというモデルの写真を投稿。
View this post on InstagramA post shared by Suitsupply (@suitsupply) on Mar 19, 2020 at 9:38am PDT
自宅で仕事をすることは、スタイルに妥協することを意味しません。少なくとも腰から上はプロフェッショナルな見た目を保ちましょう。
と綴っている。
References:cbsnewsなど / written by Scarlet / edited by parumo