レアな番付「横綱大関」とは?大相撲2020年春場所の番付表を解説します! (4/4ページ)

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元々「前頭」とは、平幕力士だけを指す用語ではなく「前相撲の頭」を指していたとされています。「前相撲」は番付外のため番付表には載っていませんが、その前相撲より格上という意味で、横綱・三役以外の平幕力士から序ノ口力士までが全て「前頭」と記載されることになっているのです。

番付表を書いているのは誰?

さてこの番付表を書いているのは、いったい誰なのでしょう?

実は番付表を書くのは、土俵上で取組を裁いている行司の仕事です。行司は入門すると、番付表の相撲字をマスターするために、徹底的に習字を練習します。

ただ、現在筆者の手元にあるような印刷された番付表は、実は原本を4分の1くらいに縮小して印刷されたもの。いくらベテランの行司さんでも、針のような極細文字はさすがに書けないそうですよ。

参考
『好角家入門/番付表の見方』
『力士の世界/33代木村庄之助』角川ソフィア文庫

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