「かわいい」だけじゃダメ。恋愛は「総合格闘技」だからこそ大切な付加価値

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「かわいい」だけじゃダメ。恋愛は「総合格闘技」だからこそ大切な付加価値



どうもあかりです。

大人になったみなさんなら「かわいいだけで愛される」というのが、都合のいい幻想だということには十分お気づきでしょう。

実際、これまでにも何度も「世界で一番かわいいよ」「一生大好き」みたいなことを言ってくれたはずの男性が、数か月後、数年後には自分以外の女性にまた同じようなことを言うようになっている、という苦い経験をしたことがあるはずです。

まさに恋愛は「総合格闘技」で、「かわいい」とか、外見的な魅力だけじゃなくて、もっと他にも目に見えない部分でのスキルや能力があってこそ、真に幸せを掴むことができるものです。

そこでこの記事では、「大人の女性だし『かわいい』だけじゃなくて、こういう部分ももっと磨いてこ?」をテーマに、みなさんがご自身の恋愛総合力を高めて、綺麗な"五角形"を作っていくのに役立ちそうな内容をお届けしていきたいと思います。

■付き合いやすさ

まずは「付き合いやすさ」。一見地味で、あまりこれを意識して恋愛をしているという人は多くはないかもしれません。

しかし、たとえば仕事などでも、どれだけ楽しかったりやりがいがあっても身体的、または精神的に負担が大きすぎれば長続きはしないのと同じように、恋愛でも「付き合いやすい」という性質はとても重要。

みなさんも一度くらいは「大好きだけど、一緒に居るとけんかばかりして、お互いに幸せになれなそうだから別れよう」みたいな経験があると思いますが、まさにこれは「付き合いやすさ」が彼氏彼女のどちらかに欠けてしまっていた例なのです。

ということで、みなさんに身につけてもらいたい「付き合いやすさ」の実践例を2つご紹介します。

■「負担」が少ない

厳しすぎる束縛をすると、たいてい相手からは愛想を尽かされてしまいますが、それはまさに「負担」が原因になっているのです。「この子と付き合うためには、他の異性との連絡を我慢しなくちゃいけない」となると、よほど彼女が超絶魅力的な女性でない限り「釣り合わない」と多くの男性が感じるでしょう。

いくら素敵なブランド物のバッグでも「こちらは1000万円でございます」と笑顔で言われたら、「すみません大丈夫です」とすぐさまお店を去りたくなるようなもの。恋人から負わせられてしまう「負担」にはいろいろなものがありますね。

「異性との連絡の制限」「異性との遊びの制限」「日常的な連絡に関するルール」「日常的な生活態度に関するルール」など、さまざまありますが、これらは全て「あなたと付き合うために我慢すべき負担」で、多ければ多いほど、あなたの「付き合いやすさ」が減っていきます。

言ってしまえば、交際する上での負担なんて「この子を裏切ってはダメ(浮気をしてはダメ)」という最大級のものだけでいいのです。これだけ負担してもらえるのであれば、あとは少なければ少ないほどいい。一番「付き合いやすい」彼女でいられるはずです。

これまでの恋愛や今の恋愛を思い返してみて「これをして」「あれをして」と、彼氏に守るべきルールや約束をたくさん課しすぎてしまっていないかを見直してみましょう。

そして「ちょっと多いな」と感じたり、実際にかつて「お前と付き合うと制約が多い」的な趣旨のことを言われたことがある人は、なるべくそういった負担を減らしていくことで、恋愛総合力が上がるはずです。

■「お金がかからない」という価値文字通り"現金"なお話ですが、やっぱり、「お金がかからない彼女」というのはそれだけで価値があるものです。

彼女として、彼氏の一番近くに居るようになれば、だいたい彼氏の懐事情は分かってくるでしょう。

本音では、「男性にはいつもごちそうしてもらいたい!」という気持ちがあったとしても、彼氏の懐事情をこっそりと察して、たとえば彼氏が給料日前であれば、さりげなく「今日はワリカンでいいよ。私も出したい気分だから」みたいに言ったりしてあげることで、あなたとデートすることの経済的な負担が小さくなりますよね。

お金のことで無理する必要がないから、彼氏は普段から気兼ねなく彼女に「会おうよ」と言えるし、しかも彼氏からは「絶妙に気配りができる子」という評価もしてもらえるし、いいこと尽くしです。■恋愛コミュ力

たとえばビジネスシーンでは、きちんとした敬語はもちろん、適度に横文字の業界用語を使うことができると「仕事がデキる人」と評価してもらうことができますよね(横文字は使い過ぎもいけませんが)。

同じように、恋愛にも、恋愛シーンに特有のコミュニケーションスキルがあるものです。それを「恋愛コミュ力」と題して、とくに重要なものを2つご紹介してみます。

■無意識には異性の話をしない

今日からはぜひ、好きな人の前で異性の話をするときには「私は異性の話をしてるんだ」と意識をするようにしてみてください。

自分が異性の話をしていることに対して無意識でいることは損です。

基本的に、男性でも女性でも、自分の好きな人が、自分以外の異性の話をすることは嬉しいとは思いません。

自分が異性の話をしていることに対して無意識でいるというのは、まるで彼氏の前で無意識にげっぷやおならをしているのと同じで、「そりゃ自分の見えないところでそういうこともしてたりするんだろうけど、わざわざ俺の前でするんだね、君は」と思われてしまうことに繋がります。

ビジネスに引き戻してたとえれば、取引先の前で、無意識に取引先の競合について「あそこの商品、私大好きなんですよね」と言ってしまっているようなものなのです。

もちろん相手がそういうことに対して比較的寛容なケースもあるけれど、逆にそれがプラスに働くことはありません。「マイナスか、せいぜい良くてゼロ」でしかないのです。

彼の前で異性の話をするなとは言いませんが、せめてそのことに自覚的になって、不必要な失言リスクを減らすことが重要です。

■リアクションは常に大きめにこれもやはりビジネスに近いところがありますが、自分が友好な関係性を築きたいと思う相手や、今の関係性をもっと友好なものにしていきたいと思う相手と接するときには、なるべくポジティブなリアクションを大きめにとっていく、ということをするべきです。

それを「そんなの演技じゃん」と呼ぶのは子供です。

私たちは好きな人とのデートのとき、普段よりも気合を入れたメイクや服装、下着で臨みますが、リアクションを工夫することが演技なら、そういった外見的な工夫も演技になってしまいます。

「素のままの自分を愛してもらう」なんてのは、付き合って何年も経って結果的にそうなったらいいなというお話で、出会ったり、付き合ったりしたばかりの段階で願うことじゃありません。

毎回のデートを盛り上げ、もっと好きになってもらいたいという気持ちがあるのなら、会話の中で「友達といるときみたいにリラックスして過ごす」ことよりも「コロコロと変わる表情を見ているだけで楽しい」とか「笑顔がとびきりかわいい」とか「リアクションが豊かで、話を聞いてもらうのが嬉しい」とか彼に思ってもらえるように、一生懸命に頑張るのが恋愛コミュ力だと思います。■際立つ誠実さ

「浮気をしない」というのは最低限必要な誠実さですが、誠実さを極めると、それ自体があなたにとっての魅力になります。

「この子は誠実だから、そこがものすごく好き」と思ってもらうためには、単に「浮気をしない」というだけでなく、もっと積極的に誠実さを伝えていくことも重要です。

■主体的に報告する

簡単に実践でき、かつ効果的な誠実さアピールは、自分から積極的に、主体的に報告をするというものです。

たとえば飲み会の場面。夜11時くらいになって彼氏から「終わった?」と連絡が来て「もうすぐ終わるよー」と返信をして、さらに1時間くらい経って彼から「家着いた?」と連絡が来て「着いた!」と返信をするのではギリギリの及第点です。

満点をとるには、彼にこれらの連絡をさせず、自分から積極的に「今一次会終わった!一瞬だけ二次会顔出して帰ります~」「今終わって帰ってるところ!」「家着いた!ちょっと電話していい?」などと報告をしまくるのです。

「この子は俺が不安そうにしなくても、先回りで行動してくれる」というのは、かなり付加価値の大きい誠実さです。ぜひやってみてください。

■彼を信じるもうひとつ試してもらいたいのが、「彼氏を信じる」という行動です。「恋人の浮気を過剰に心配する人は、自分が浮気をしやすい人」という言葉もあるように、恋人の浮気を不安がるレベルは、自分の誠実さを映す鏡です。

なので、彼氏に対して「浮気しないでね」と言うよりも、「付き合っていて、不安な気持ちにならないでいられるところが好きだよ」みたいに言ってあげる方が、はるかに彼も嬉しいし、また自分の誠実さを伝えることにも繋がるのです。

ちょっとした言葉の使い方ひとつで、こんなにも彼氏の受け取り方は違うのは面白いですよね。こちらもぜひお試しください。■「俺の前でだけ特別」感

男性は、「この子は自分のことを特別に想ってくれている」と感じられるような交際が大好きです。それによって自分に自信が持てるし、またそんなふうに思ってくれる彼女に対して、自分も同じような気持ちを抱くようにもなっていきます。

そしてこの、「俺の前でだけ特別」感を伝えるためのキーワードが「はじめて」なのです。

■いろんなところで「はじめて」を使ってみよう

「はじめて」というのは、それだけで「俺の前でだけ特別」感が伝わる絶好のフレーズです。

たとえばデート先で、「こんなに楽しいのはじめて」「こんなにドキドキするのはじめて」と言うだけで、「今までの恋愛のなかで、今のあなたとの交際がベストです」というメッセージが伝わります。

またデートに限らず、ふたりの関係性を指して「今みたいな、単に好きっていうだけじゃなくて、安心感とか幸せな気持ちがある恋愛ってはじめて」と形容するのでも、同じようなメッセージが伝わりますね。

厳密な意味で「はじめて」かどうかはあまり関係がなく、あなたがそうだと感じればいいのです。誰にも真偽を確かめることなんてできないのですから。

彼のことを褒めたり、楽しい気持ちを伝えたり、愛情を表現したりするときには、この「はじめて」という一言を付け加えることができないか考えてみてください。

このスパイスを添えるだけで、あなたが彼に伝える言葉は圧倒的に印象が強くなって、彼の記憶に焼き付きます。

彼氏があなたのことを好きになってくれた時点で、「かわいさ」についてはすでにクリアしていることでしょう。あなたのことをかわいいと思っていないのなら、そもそも付き合うという選択肢が浮かんでこないはずですから。

その上で、今回ご紹介した付き合いやすさ際立つ誠実さ恋愛コミュ力「俺の前でだけ特別」感の4つをプラスアルファして、綺麗な"五角形"を完成させられたら、あなたが恋愛という名の総合格闘技でチャンピオンベルトを巻く日も近いことでしょう。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)
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