日本でマスクが一般化したのは大正時代。工場用マスクから時代を経て形を変えていったマスクの歴史 (1/2ページ)
現在、コロナの影響でマスクが品薄となっています。マスク文化がなかった欧米でも、マスク着用を政府が促すようになりました。日本は花粉症の人が多いのでマスク文化が根付いていますが、日本のマスクの歴史を辿ってみると、大正時代に遡ります。
日本でマスクが始まったきっかけ大正時代のマスクは真鍮(しんちゅう)製の金網を芯に布地をフィルターとして取り付けたもので、粉塵よけに利用されていた工場用でした。
工場用マスクが一般にも注目されるようになったきっかけが、1918(大正7)年から流行した「スペイン風邪」です。
スペイン風邪のころの日本の女性たち(wikipediaより)
スペイン風邪とは、1918年から1920年にかけて世界中を混乱に陥れたパンデミックのこと。当時の世界人口のおよそ4分の1が感染したというから恐ろしいですね。