不安や変化についていけないときに…。パラメダリストが教える「心のリセット」5つのテクニック (1/2ページ)
コロナ感染に対する不安や働く環境の急激な変化。
現代を生きる私たちにとって、かつてない程にもどかしい時間が続いている。
在宅勤務を始めている人もいるだろう。ただ家で仕事をしていると、仕事時間とプライベートの時間がごっちゃになってしまい、かえって集中できず、疲労もなかなか取れないという事態も起こる。
画面の向こうではみんな頑張っているのだから、自分も頑張らないといけない。
ただ、どこまで頑張ればいいのかもわからない。
「頑張らなければいい」と言うのは簡単だが、それが難しい人だっている。
そのときは『心を休ませるために今日できる5つのこと』(ボニー・セント・ジョン、アレン・P・ヘインズ著、三浦和子翻訳、集英社刊)が役立つかもしれない。
「レジリエンス」とはよく「折れない力」という文脈で使われるが、より正しく表現すれば「元の形状に戻る力」のこと。
病気や離婚といったライフイベントや、ハリケーンや地震などの災害など、立ち直るのが難しいとされる試練を乗り越えるためのアプローチから語られることが多いが、本書では個々の日々の習慣として「レジリエンス」を捉え直し、毎日を前向きにしていく「マイクロ・レジリエンス」という術を教えてくれる。
本書の著者であり、1984年冬季パラリンピックのスキー種目でメダルを獲得したボニー・セント・ジョン氏は、生活の質の向上に対して、長期的な課題の克服よりも、むしろ日々の小さな課題をどのようにクリアしていくかということを重視している。
では、「マイクロ・レジリエンス」ではどんなことをすべきだろうか。本書では下記の5つのフレームワークが紹介されている。
1、脳の使い方を切り替える(リフォーカス)
2、原始的な恐怖をする(リセット)
3、思考のクセを見直す(リフレーム)
4、体をリフレッシュする
5、心を活性化する(リニュー)
この5つのテクニックを駆使することで、心身の回復のスピードを高めていくのである。