「嫌な予感」が当たってしまう本当の理由 (2/4ページ)
■嫌な予感は当たるのか?
嫌な予感で頭がいっぱいになると、想像が膨らんでどんどんネガティブな思考に偏ります。
私たちはリスク回避のために、最悪の事態を想定して備えておこうとするので、実際に現実になるのは悪い予感のうちの一部だけ。「心配していたけど、案外大丈夫だった」という経験のある方が多いのではないでしょうか。
明確な原因があって嫌な予感がしているものについては、「来週のプレゼンのリハーサルをしっかり行う」というように、嫌な予感が現実にならないように、あらかじめ準備をしておくことで回避できるものが多いです。
一方で、私たちには心の中と現実を一致させようとする心理があるため、嫌な予感が当たっている証拠を探そうとして、無意識のうちにネガティブな行動をしてしまうことがあります。
例えば、職場の先輩がそっけない態度を取ってきたのを見て、「嫌われているかもしれない」と嫌な予感がしたとします。すると、不安からおどおどした態度を取ってしまったり、オープンになれなかったりします。
結果的に、本当に関係がぎくしゃくして「ほら、やっぱりね」と、嫌な予感が当たったことにどこか安心してしまうのです。そういった意味では、嫌な予感は自ら当ててしまうこともあると言えます。
■嫌な予感から胸騒ぎを起こしやすい人の特徴
次に、嫌な予感から胸騒ぎを起こしやすい人にはどのような特徴があるかご紹介します。
◇(1)ネガティブな思い込みが強い人
嫌な予感は、自分自身で作り出していることも多いです。「自分には悪いことがよく起こる」と思い込んでいるような人は、胸騒ぎを起こしやすいでしょう。
ネガティブ思考が強いと、悪い想像がどんどん膨らんでいき「そうなるに違いない」と感じてしまいます。
◇(2)心配性の人
心配性の人は、取り越し苦労が多くなります。いつも早め早めに最悪の事態を想定して心の準備をしようとしているので、嫌な予感から胸騒ぎを起こしやすくなります。