江戸時代、妓楼の「行燈部屋」では病気の遊女を療養させたり支払いの滞った客を閉じ込めていた (1/3ページ)
ただの備品置き場ではなかった「行燈部屋」
吉原をはじめとする遊郭には、最も華やかな張り見世や遊女たちの生活する部屋の他にも、様々な部屋がありました。
江戸時代の吉原遊廓の妓楼の中はどうなってたの?浮世絵や絵草紙で詳しく紹介!その中でもちょっと面白いのが「行燈(あんどん)部屋」でした。
夜、遊女と客が過ごす部屋の照明は行燈の明かりだけで、それを昼の間しまっておくための部屋があったのです。
けれどもこの部屋、ただ備品をしまうだけの場所ではありませんでした。
その他にも様々なことに使われ、時には妓楼の壮絶なドラマの舞台となることもあったのです。
この時代の妓楼の遊女に対する待遇は、現代なら「パワハラ」と呼んでもいいほど、ひどいものでした。遊女には性病など「遊女だからこそかかかりやすい病気」がいくつも存在しました。
