B&B、紳助・竜介も!漫才ブームを支えた「傑作ネタ」 (2/3ページ)
洋八 分かってるわ!
洋七 しかし、東京は人が多いですね。こいつなんて、初めて銀座歩いて人の多さにビ
ックリして。
洋八 ほんま、ほんま。
洋七 今日お祭りですか? って聞いてたやんか。
「洋七さんがしゃべりまくる漫才で、割合だと8対2になりますかね。2人の漫才は弟弟子の紳助・竜介、さらにツービートにも影響を与えています」(西条氏)
■ヒール的存在だった紳竜
『激突!漫才新幹線』が成功すると、同年4月から『THE MANZAI』(フジテレビ系)が始まる。ネタを披露するだけのシンプルな構成だが、ポップな演出やセットで、当時の若者の心をつかんだ。同番組は82年6月まで全11回放送され、日本に空前の「漫才ブーム」を巻き起こす。
『THE MANZAI』には『激突! 漫才新幹線』のメンバーに加え、ツービート、島田紳助・松本竜介、オール阪神・巨人、西川のりお・上方よしお、ザ・ぼんち、おぼん・こぼんが登場した。“ショー”の要素を取り入れたネタで人気を博したおぼん・こぼんのおぼん師匠は、漫才ブームのすさまじさをこう振り返る。
「土・日になるとB&Bやツービートと、全国のホールを回ってね。公演が終わると、出待ちの女の子が何十人といたんです。数万円だった月収はあっという間にウン百万円になったけど、寝る暇がないくらい忙しくて“お金はいらないから休ませてくれ”と言ったこともありました」
紳竜は、レーシングスーツでヤンキーネタを披露するヒール的存在だった。
竜介 彼、ようケンカしはるねん。相手いうたら小学生か、おじい。絶対勝てると分かる奴としかせえへん。
紳助 そない褒められたら照れるやないか〜。