『M 愛すべき人がいて』テレ朝本気の“大映ドラマ路線”成功のギョーカイ事情 (3/3ページ)

日刊大衆

制作陣が自ら歩んできたベッタベタ路線を、キャッキャ言いながらこのドラマにぶち込んでいるのだから、濃くなるのはある意味当然だ。

 ここまでこねくり回されると、浜崎あゆみと松浦氏のリアルなエピソードとのリンクはもはやどうでもよくなり、完全に別物として楽しめる。

■水野美紀に続くゲスト出演者にも期待

 4月25日放送の第2話もあゆの棒な「アー、アイラビュー」、田中みな実の「商品に手をつけるなんて最低だもんねえ~!?」など見どころだらけであったが、なんといっても派手なトレーナー、天馬まゆみ役の水野美紀(45)だ。頭いっぱいに羽をつけてやりたい放題であった。今後もどんな怪優が登場し、あゆをイジるのか。山下真司(68)と伊藤かずえ(53)の登場も時間の問題だろうと勝手に期待している。

 そして個人的に注目しているが、ヒロインをいじめる玉木理沙役の久保田紗友(20)だ。イイ感じの大映ドラマ顔で、『少女コマンドーIZUMI』で主演していた五十嵐いづみ(51)に瓜ふたつなのだ。彼女が今後、どう物語をかき回すのか期待したい。

 このドラマを見ながら感想を言い合うZOOM飲み会も流行しているといい、今後もどんどんツッコミネタがエスカレートしていきそうな気がする。5話あたりで胃もたれならぬ「目もたれ」が起こりそうな不安もあるが、それも込みで、今後の展開が楽しみだ。(田中稲)

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