大学でコイも育ててるってほんと!? 『中庭でお弁当を食べる会』とは #なぞサークル調査隊 (3/5ページ)
池の生態系の管理ですね。みんなで釣りに行くのはなかなか楽しいですし、池のコイの成長を見守るのも楽しいです。
決まって昼休みにエサをあげるので、魚もそれをわかっているのか、昼休みになると顔を出します。かわいいです。ただ、先日池周辺の施設を塗り替える際に、池の魚が別のキャンパスの池に移されて、3年くらい育ててきたコイがいなくなってしまいました。さすがに悲しかったですね……。
――サークルと一緒に成長してきたコイですから、ショックだったでしょうね。今は池に何もいないのですか?
のち子さん 気を取り直してまた子供のコイを放しました。まだまだ小さいし、臆病なのであまり顔を出さないのですが、模様もきれいでかわいいので、私が大学を卒業しても「理工キャンパスのコイ」としてかわいがってほしいですね。
最初は「架空」のサークルだった――『中庭でお弁当を食べる会』はどのような経緯でつくられたのですか?
のち子さん 私が大学1年の頃につくりました。2015年ですね。早稲田大学の理工キャンパスの学食はめちゃくちゃ混雑するので、それに絶望したのが設立のきっかけです。人は多いしめちゃめちゃ並ぶし、ようやく買えても席がなくてひどい環境でした。
立って食べることもありました。大学の学食に憧れを持っていましたけど、初日で崩壊しましたね。それで逃げるように中庭で昼食を食べ始めました。
――特にサークルをつくろうというわけではなかったのですね。
のち子さん はい、別にサークルをつくろうとしたのではなく、何人かで昼食を食べていただけでした。その後、中庭で昼食を食べるという「架空のサークル」として、『マイルストーン』という早稲田の情報誌に載せようということになったのですが、そこから少しずつ実体を伴うようになり、本当のサークルになりました。
学食の混雑解消のために、中庭でお弁当を食べる文化を広めたいという狙いもありましたね。