信長だけが織田じゃない!マイナー織田家に仕えて信長に対抗した戦国武将・角田新五【中】 (2/5ページ)
「ご家老!」「ご家老!」「ご家老……!」
こうなった以上、逃げた主君・信次を恨んだところで詮無きこと……新五はさっそく家老衆の坂井喜左衛門(さかい きざゑもん)と高橋与四郎(たかはし よしろう)、そして喜多野下野守(きたの しもつけのかみ)を招集し、兵を掻き集めて守山城に立て籠もりました。
「大人しく、恭順の姿勢を見せた方が得策では?」
そう思われる方もいるでしょうが、とかく交渉ごとは「ナメられたら終わり」……たとえ謝罪をするにしても「許さなかったら、解っているだろうな!?」くらいのハッタリを利かせるのが、戦国武士の流儀というもの。
やがて、岩崎城(現:愛知県日進市)から丹羽右近源六氏勝(にわのうこん げんろくうじかつ)が援軍に駆けつけ、最善の守りを固めて信長たちを待ち構えました。
弟の訃報に怒り狂う勘十郎信勝と、意外と冷静な信長一方その頃……。
「「何っ、喜六郎が討たれたと!?」」
秀孝の訃報に接した信長と、その実弟・織田勘十郎信勝(かんじゅうろう のぶかつ。信行)ですが、反応はそれぞれ違ったものでした。