松井玲奈『エール』で“大島優子超え”か、吟ちゃんで評価が急上昇 (2/3ページ)
二階堂と森が姉妹と聞き、放送前からそのやりとりが楽しみだったが、長女の吟を演じる松井玲奈には正直、大きな期待はしていなかった。元アイドルが演じるということで、キレイなお姉さんが登場するぐらいにしか考えていなかったのだ。
というのも、松井玲奈が演じる吟のキャラは、すてきな男性に出会い結婚したいと願う女性だ。芸術を志す妹たちと比べると特徴がないと思っていたが、始まってみると、見事にキャラ立ちしている。自分の気にいった男性と近づくために音を無理やりお見合いさせたり、音が裕一と結婚することを盗み聞きすると「先を越された」と腰を抜かして見せたり。結婚したいオーラ全開の体当たり演技には、毎度、笑ってしまう。松井は三姉妹の「オチ」担当としてドラマを大いに盛り上げているのだ。
AKBグループ出身の朝ドラ女優といえば前作『スカーレット』で照子を演じた大島優子(31)を思い出す。中学生から髪にパーマをあてたオバさんになるまで、ヒロインの親友役をまっとうし、大島は株を上げた。とはいえ大島はドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)の鳥居小雪役や、映画『闇金ウシジマくん』の鈴木未來役など幅広い役柄をこなし、AKB卒業後から演技派というイメージが強かった。一方、松井は大島ほど女優としての知名度はなく、バラエティ番組によく登場していたため、その演技がここまでスゴいというのは衝撃だった。