「取り返しがつかない」立川志らくが芸能人の“検察庁法抗議”を危惧する理由 (1/2ページ)
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検察官の定年を延長する検察庁法改正に対し、SNS上で抗議の意思を示す運動が芸能人の間にも広がっている。
5月8日に衆議院で審議が始まった、検察庁法の改正案。検察官の定年を63歳から65歳に引き上げ、次長検事、検事長、検事正については、63歳の役職定年後も内閣や法相が認めれば最大3年間、定年を延長できるとしている。
「法案が成立すれと、政治家の不正を正す立場でもある検察官の人事に、時の政権が介入できることになり、検察官の中立性が脅かされるのではという指摘があがっており、ツイッター上では“#検察庁法改正案に抗議します”というハッシュタグをつけた投稿がトレンドになっています。最初は30代の女性会社員が始めたTwitterデモが、一般ユーザーだけでなく芸能界にも広がっていったのです」(IT系ライター)
例えば演出家の宮本亜門氏は10日、自身のツイッターに「このコロナ禍の混乱の中、集中すべきは人の命。どうみても民主主義とはかけ離れた法案を強引に決めることは、日本にとって悲劇です」と投稿。俳優の井浦新も10日、「もうこれ以上、保身のために都合良く法律も政治もねじ曲げないで下さい。この国を壊さないで下さい。」とツイートしている。
こうした芸能界での抗議の動きは瞬く間に伝播し、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅや小泉今日子、俳優の浅野忠信、芸人の大久保佳代子、元AKB48で女優の秋元才加、格闘家の高田延彦など、SNS上で抗議の意を示す芸能人の数は日を追って増加している。
「今回は普段、政治的な発言をあまりしない多くの芸能人も抗議表明しているところが特徴的ですね。それだけ国民の関心が高い重大な問題ということですが、一方で芸能界で抗議活動が過熱することに懸念を示す意見も出ています」(前出・IT系ライター)
落語家の立川志らくは11日に出演した「ひるおび」(TBS系)で、法改正について「パッと見は危険な感じがします。